フランケル産駒が3年4カ月ぶりのJRA重賞勝ちなるか マイラーズCで強豪撃破狙う
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2025年04月24日 12:00 netkeiba

重賞初制覇を目指すレイベリング(24年3月撮影、ユーザー提供:DKさん) フランケル(Frankel)産駒のレイベリング(牡5、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、マイラーズカップ(4歳上・GII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。
レイベリングは父Frankel、母Noyelles、母の父Docksiderの血統。父は史上最高の呼び声もある歴史的名馬。通算成績はGI・10勝を含めた14戦14勝。11年と12年に2年連続で欧州年度代表馬に選ばれている。種牡馬としても優秀で、世界中でG1馬を輩出。日本でもソウルスターリング、モズアスコット、グレナディアガーズがGIを制している。一方の母系も優秀で、近親にはG1馬がズラリと並ぶ。
ここまで15戦5勝。2歳時には朝日杯FSで3着の実績あり。条件クラスを勝ち切れない時期もあったが、着実に地力強化。昨年10月の信越Sで待望のオープン初勝利を手にしている。その後はマイルCSが16着、ニューイヤーSが7着と結果を残せていないが、道中でうまく脚がたまらなかった印象も。マイルは微妙に長い可能性もあるが、見限るのは早計だろう。
日本調教馬のフランケル産駒はこれまでJRA重賞を9勝しているが、意外にも21年の阪神Cのグレナディアガーズが最後だ。22年以降は延べ27頭で【0-4-2-21】と惜敗多数。ここでレイベリングが父に節目のJRA重賞10勝目を届けることを期待したい。
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