
■ スペインリーグ ラ・リーガ第33節 アラベス 1ー0 レアル・ソシエダ(日本時間24日 メンディソローサ)
スペインリーグ1部、レアル・ソシエダの久保建英(23)が、敵地でのアラベス戦に先発出場。チームはここまで32試合を消化したリーグ戦で12勝14敗6分、勝ち点42の9位と来季の欧州カップ出場に向けて苦しい試合が続く中、0-1で敗戦した。
試合序盤は見せ場の少なかった久保が前半37分、中盤でこぼれ球を拾い、MFパブロ・マリン(21)とのパス回しで仕掛けるとペナルティーエリア手前で左足シュート。しかし、相手ディフェンダーにブロックされ、得点とはならず。前半40分にも味方からパスをもらい、相手のタックルにも耐え、チャンスを作り出そうとするもファウルを受けて転倒。0-0のまま前半を終了した。
同点で迎えた後半9分。中盤からの浮き球に右サイドでボールを受けた久保。今度は右足でゴール前にクロス。反応したDFセルシオ・ゴメス(24)がシュートも相手キーパーに取られ、先制点のチャンスを活かすことが出来なかった。さらには後半15分、ソシエダはスローインからプレーを開始すると、テンポよく左右を使ったパスを展開。最後はDFゴメスのクロスに素早く反応した久保。ペナルティーエリア内にこぼれたボールを走り込んで左足を振り抜くが、シュートはゴール枠の右へと外れた。
対するアラベスは後半20分。コーナーキックからMFナウエル・テナグリア(29)が押し込み1-0と試合の均衡を破った。
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久保はその直後の後半21分に交代を告げられてピッチから退いたが、今季8度目のマッチMVPに選出された。それでもソシエダは1-0で敗戦。欧州カップ出場権が遠のく痛い一敗となった。