
サウジアラビア・ジェッダにて日本時間27日に開幕を迎えるACLEファイナルズ。アジアの頂点へ川崎フロンターレを食事面でサポートする平田太圭龍シェフ(38)が23日に取材に応じた。
3年前から川崎Fの海外遠征に帯同している平田シェフは、朝に作るオムレツにはチーズやハムなど6種類の具材を用意していて選手たちに選んでもらっている。
宗教上豚肉を使用できないサウジアラビアでは工夫を施し、昼と夜はパスタや焼き鳥、鶏じゃがなどを作っているという。4種のパスタの内一番人気のペペロンチーノには陸前高田市から提供してもらっている鯖を使っている。
「選手たちが喜んで食べてくれることがやりがいとなっている」と話す平田シェフは「まだ選手たちには秘密だけど日本が恋しくなるような銀鱈、ホッケやウナギを用意している。とっておきのウナギは試合前日に出そうかな」と“秘策”を明かし、過密日程の選手たちを必勝メニューでサポートする。
今回の遠征で選手やスタッフ60人以上の食事を作る平田シェフはまさに胃袋を支える“影の立役者”。川崎フロンターレの元気の源となっている。
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