【無印良品】「折りたためるヘルメット」が品切れ続出!

1

2025年04月24日 19:30  Fav-Log by ITmedia

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fav-Log by ITmedia

無印良品 折りたためるヘルメット

 災害時に落下物などから頭を守ってくれる「ヘルメット」。必要なのはわかっているけれど、かさばる・置き場所に困る・普段は使わない、などの理由で、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか。

【その他の画像】

 そんな悩みを解消してくれるのが、無印良品の「折りたためるヘルメット」。実際に使ってみた感想をレビューしていきます。

●ぺたんと平たくなるから保管にもストレスがない

 無印良品の「折りたためるヘルメット」は、大人用サイズが4990円(税込み、以下同)で販売されています。

 折りたたまれた状態で箱に入って売られているのですが、その薄さはなんと約3.3cm。約35.5(幅)×18.6(高さ)cmと、A4サイズ程度の大きさです。

 そして、ヘルメットといえばカラフルなものが多い印象ですが、無印良品らしい白を基調としており、シンプルなのもうれしいですね。少し前まで人気すぎるあまり店頭でもオンラインでも品薄状態でしたが、最近では購入できるタイミングが増えた印象です。

 これだけコンパクトにできればたとえ4人家族であっても、トートバッグや収納ボックスにまとめておくと、玄関に置いても邪魔になりづらそうですね。あるいは、会社で被災したときに備えて、デスクの引き出しに入れておいたり、非常用持ち出し袋に入れておいたりしてもかさばりません。

ショッピングサイトで人気の「折りたたみヘルメット」をチェック

●一瞬で組み立てられるからいざという時でも慌てない!

 「折りたためる」ということで、気になったのは災害時にすぐに頭を守るためにかぶることができるのかどうか。組み立てに時間がかかってしまっては本末転倒ですよね。

 しかし、問題はありませんでした。ヘルメット本体の前後部分を手でぐっと押すようにすれば2秒ほどですぐに立体になります。

 左右の中央付近に2カ所ある「ロック・解除ボタン」がカチっと鳴ればヘルメットの完成です。

 ヘルメットの形状に展開した後は、多少の力ではすぐに戻ってしまうことはありませんでした。

 あごひも付きなのでしっかりとフィットさせることができます。また、前後を間違えることのないようにシールが貼られているので慌てずに正しい装着ができました。

ショッピングサイトで人気の「防災グッズ」をチェック!

●折りたたみもワンタッチですぐにできる

 立体の状態から折りたたむときはどうでしょうか。組み立て時とは逆で、2カ所ある「ロック・解除ボタン」を押すことでぺたんと折りたためました。こちらも2秒ほどですぐに平たい形状になります。

 無印良品の「折りたためるヘルメット」には子供用サイズもありますが、仕様や組み立て方は同じです。これなら小さい子供でも簡単に組み立てたり折りたたんだりすることができますね。

ショッピングサイトで人気の「防災グッズ」をチェック

●安全性は大丈夫?

 さて、デザインや折りたためる点は良かったものの、ヘルメットですからちゃんと頭を守ってくれなければ意味がありません。安全性について「大丈夫なの?」と不安に思う人も多いと思いますが、実はこの商品は安全靴・ヘルメット等を製造する大手メーカー・ミドリ安全が作っています。

 取扱説明書には「厚生労働省が定める労働安全衛生法第42条の規則に基づく『保護帽の規格』に適合し製造されたもので、『飛来・ 落下物用』の型式検定合格品として『労・検』ラベルが貼り付けられています」と記載がありました。

 あくまで「飛来物または落下物から頭部の安全を確保する最低基準を定めたもの」なので、原動機付自転車を含むオートバイに乗車することはNG。災害時に頭を守る目的に限られますが、基準を満たしているということで安心しました。

 耐用期間は6年ということなので、防災用品の見直しをするタイミングで買い替えることが必要です。

 これまで見た目や場所を取るなどの理由から、ヘルメットの購入をためらっていた人はぜひ無印良品で「折りたためるヘルメット」を探してみてくださいね。

ニュース設定