ホンダ/HRC、2025年もスーパー耐久ST-Qにシビック・タイプRで参戦へ。ドライバーラインアップは固定化

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2025年04月24日 21:20  AUTOSPORT web

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2024年スーパー耐久第7戦富士 ホンダ・レーシングの271号車シビック・タイプR CNF-R
 ホンダ・レーシング(HRC)は4月24日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONEのST-Qクラスに271号車シビック・タイプRで参戦すると発表した。レースへの登場は7月26〜27日の第5戦オートポリスからとなり、今季はドライバーラインアップを固定化する。

 2023年の第2戦富士24時間からスーパー耐久シリーズにFL5型ホンダ・シビック・タイプRで参戦を開始したHRCは、自動車メーカーの開発車両が参加するST-Qクラスでカーボンニュートラル燃料に適合したレース用エンジンの開発や、参加型モータースポーツのベース車両製作やパーツの研究開発を目的に走行を重ねてきた。

 チームのドライバーには、スーパーGT GT500クラスや全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するプロドライバーをはじめ、モータージャーナリストやホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の育成ドライバーなど、レース毎に異なるメンバーが起用され、さまざまなフィードバックを参考に『誰にでも乗りやすいレースマシン』をコンセプトにマシン開発が行われていた。

 そんなHRCが、2025年シーズンも引き続き271号車シビック・タイプRでスーパー耐久ST-Qクラスに参戦することを発表した。レースへの登場は7月26〜27日に開催される第5戦オートポリスからということで、その後は10月25〜26日の第6戦岡山、11月15〜16日の最終戦富士への参戦を予定しているという。

 今季のドライバーラインアップは、シリーズ参戦当初からメンバーとして活躍し、2024年からはマシン開発の中心を担ってきた大津弘樹に加え、若手ホンダ育成ドライバーの野村勇斗と、女性ドライバーの辻本始温という3名体制となる。なお、今季は大津/野村/辻本のラインアップを固定化し、経験の異なるドライバー3名からのフィードバックを持ち寄ってマシン開発に役立てていくとのことだ。

[オートスポーツweb 2025年04月24日]

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