30台のマシンがトライアウト通過を目指して出走したインターJSSB1000クラスは10周という超スプリントのレース。スタート後真っ先に1コーナーに飛び込んだのはアプリリアを駆る和田留佳(Team TATARA aprilia A)で、2番手にはカワサキで初レースとなる中山耀介(Kawasaki Plaza Racing Team 8H)、3番手に中山のチームメイト、彌榮郡が続く。ポールポジションの伊藤勇樹(RPT長野&Teamマツナガ suzuka8hours Team)はスタートでやや出遅れ、5番手にまでポジションを落としてしまう。
2位には和田が入り、Team TATARA apriliaもトライアウト通過。3位には中山のチームメイトの彌榮が入り、Kawasaki Plaza Racing Teamも鈴鹿8耐へのキップを手にすることができた。4位はトライアウト対象外の長谷川修大(HondaブルーヘルメットMSC)、5位にトライアウト参戦の吉廣光(CLUBNEXT&Honda Dream TAKASAKI A)。そして三原壮紫(Team Frontier)が予選20番手から驚異的な追い上げを見せ6位でチェッカーを受けてトライアウトを通過した。
インターST1000クラスからはトライアウト参戦上位3チームが鈴鹿8耐出場権利を獲得できる。予選トップは全日本ロードレース選手権でも活躍している亀井雄大(RT Japan M Auto and Kamechans)。2番手もやはり全日本ロードライダーの井手翔太(NCXX RACING with RIDERS CLUB)で、こちらはトライアウト参戦だ。
10周のレースがスタート。ポールポジションの亀井がホールショットを奪うものの、すぐさま井手が2コーナーでトップを奪う。3番手にはJSB1000クラスにも参戦していた吉廣が続く。井手、亀井はともに予選で2分09秒台を出しており、序盤から3番手以降のライダーを大きく引き離す。その後方では吉廣と山中将基(RT Japan M Auto & bizenseiki)がバトルを展開する。
3位には吉廣、4位山中、5位片平亮輔(MC Racing with 8810R)、6位澤村元章(磐田レーシングファミリー)という結果となった。3位吉廣、6位の澤村はJSB1000クラスで参戦権を獲得しているため、7位の中堀拓己(TEAMエバタPower one stop)、9位の花村峻一(チーム・エッチングファクトリー)が繰り上げで参戦権を獲得した。
●JSB1000RPT長野&Team マツナガ suzuka8hours TeamTeam TATARA aprilia AKawasaki Plaza Racing TeamCLUBNEXT&Honda Dream TAKASAKI ATeam FrontierBALZ&ADVANCE MC with FUJIKI KOGYOEDWIN GESUNDHEIT RacingTeam マツナガ KDC&YSP名古屋北磐田レーシングファミリー1MOTORCYCLES#27 EJ YIC 速心verity&fenice 久野巧業 with 齋藤ヤスカHAMAGUCHI Racing Team with MEGU
●ST1000NCXX RACING with RIDERS CLUBTEAMエバタ Power one stopチーム・エッチングファクトリー