『愛されなくても別に』毒親、虐待、貧困、束縛――様々な感情が交差する場面写真一挙解禁

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2025年04月25日 12:10  クランクイン!

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映画『愛されなくても別に』場面写真 (C)武田綾乃/講談社 (C)2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会
 南沙良が主演する映画『愛されなくても別に』より、物語を彩る登場人物たちのさまざまな感情が交差する場面写真12点が解禁された。

【写真】こんな本田望結の表情見たことない!『愛されなくても別に』場面写真

 本作は、武田綾乃の同名小説を、29歳の新鋭監督・井樫彩の手で実写映画化。毒親、虐待、性暴力など家族間で生じる問題から社会のひずみに切り込みつつ、その世界をサバイブする女性たちのすがすがしさと、「不幸中毒」からの脱却までを鮮やかに描く。

 宮田陽彩(19)は、“クソ”のような大学生活を送っていた。大学に通い、それ以外の時間のほとんどを浪費家の母に代わっての家事とコンビニでのアルバイトに費やし、その中から学費と母と2人暮らしの家計8万を収める日々。遊ぶ時間も、金もない。何かに期待して生きてきたことがない。親にも、友人にも…。

 いつものように早朝にバイトを終えた宮田は、母のために朝ご飯を作り、家事をした後に大学に登校していた。そこで大学の同級生であり、バイト先の同僚でもある江永雅(24)のひょんなうわさを耳にする。威圧的な髪色、メーク、ピアス─バイト先ではイヤホンをつけながら接客する、地味な宮田とは正反対の彼女のうわさ。「江永さんのお父さんって殺人犯なんだって」。他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたり。ふたりの出会いが人生を変えていくー。

 この度解禁された場面写真では、主人公・宮田(南沙良)の大学の同級生・木村(本田望結)や、宮田のバイト先の同僚・堀口(基俊介)をはじめとした、物語を彩る登場人物たちの印象的なシーンが切り取られている。

 親からの過干渉に悩む木村が、宮田にコンビニでのアルバイトを紹介する。宗教団体の「宙の会」にのめり込む木村を救うために、宮田と江永(馬場ふみか)は潜り込み、その施設の食卓で木村が”数珠”を宮田に手渡す場面が切り取られている。それから”ある出来事”が原因で、逆上した木村が刃物を突きつけるシーンも映し出されている。本田望結がこれまでに見せたことのない、緊迫感あふれる演技が見どころだ。

 また、雨の中、江永にそっと傘を差し出す謎めいた男(伊島空)の姿や、宮田や木村の母親たちが浮かべる表情の意味とは…。さらに、うつろな表情を浮かべ、水面に身を預ける宮田のカットは、南沙良が身体を張って挑んだ迫真のシーンとなっている。

 5月2日より本作のムビチケカード、ムビチケ前売り券(オンライン)が発売開始となる。特典はスマホ裏に貼れる「スマホ裏ステッカー」。

 映画『愛されなくても別に』は、7月4日より全国公開。

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