
25日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比666円59銭高の3万5705円74銭と大幅に上昇して終わった。米中貿易摩擦に対する警戒感が和らいだほか、日米財務相会談を無事通過したことも好感された。同日の東京外国為替市場では、円相場は一時1ドル=143円台後半まで急落した。
トランプ米大統領が、米中両国が関税を巡って会談したことを明らかにしたと伝わり、24日の米国株はハイテク業種を中心に上昇。25日の東京市場も半導体関連株などに買いが集まり日経平均を押し上げた。中国が米製品の一部に関税の適用除外を検討していると報じられ、日経平均の上昇幅は一時800円近くまで広がった。