成宮寛貴10年ぶり舞台あいさつ デビュー決まったビルで「復帰作の試写会ができて本当に幸せ」

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2025年04月25日 16:02  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ドラマ「死ぬほど愛して」舞台あいさつを行った成宮寛貴(撮影・中島郁夫)

8年ぶりに俳優としての活動を再開した成宮寛貴(42)が25日、東京・港区のスパイラルホールで行われた復帰作となるABEMAの主演連続ドラマ「死ぬほど愛して」(木曜午後11時)大ヒット御礼プレミアイベントに登壇した。舞台あいさつへの登壇は約10年ぶりとなった。


イベントには約200人のファンが集結。成宮は瀧本美織(33)とともに客席の間の花道を通って登場。途中で一輪のバラの花を、笑顔でファンに手渡した。


成宮は会場を見渡し「僕、実はこのスパイラルホールのあるビルの1階のカフェでデビューが決まったんです。今日、この会場で復帰作の試写会ができて本当に幸せです」と万感の表情。瀧本も「成宮さんにゆかりのあるこの土地ですてきな会ができて幸せ」とほほ笑んだ。


ドラマは3月27日に配信スタートし、ABEMAドラマランキング1位、Netflix今日のシリーズTOP10(日本)で1位を獲得するなど大きな話題を呼んでいる。成宮は「皆さんたくさん見てくれて。僕はメールの返信が大変でした。うれしいことですけども」と笑顔で話した。


同作は「金田一少年の事件簿」などの天樹征丸氏の同名漫画が原作の純愛サスペンス。成宮が演じるのは殺人鬼でありながら表面上は献身的に妻に尽くす理想的な男。狂おしいほどに“魅惑的な殺人鬼”神城真人を演じる。


妻役の瀧本とは撮影で交流を深め、紅葉がきれいな時期にはロケ先でオフショットを撮り合ったりしたという。瀧本は同時期に3つほどの作品を同時に撮影していたという。


瀧本は「私がたまに遠くを見つめてるときがあったりして…。そんなとき成宮さんが『今を生きろー!』って笑顔で言ってくれて。それで結構奮い立てました。だって一時代を築いてきた方で、もっと縫われていた(作品を同時進行していた)時代があるわけで」と感謝した。


また、「最近死ぬほど泣いた出来事」を聞かれた成宮は「今ね、新タマネギの季節なんですけど…」とにっこり。「タマネギのスライスを作ってボロボロ泣きましたね。水にさらしてから食べたんですけどめちゃ辛い」と明かした。瀧本は「空気にさらすといいっていいますよね」とうなずき、成宮は「それも書いてた! 澪ちゃん(瀧本の役名)に作ってもらえばよかった〜」と和ませた。


成宮は16年12月に週刊誌報道などを受け芸能界を引退した。その後、17年7月に本名でインスタグラムを開設。自身の商品をプロデュースするなどしてきた。昨年11月に大阪・住之江ボートレース場で行われたトークショーに登場し、俳優業を再開してドラマ撮影中であることを明かしていた。

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