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日本民間放送連盟(民放連)の次期会長候補に早河洋テレビ朝日会長(81)が選出されたと25日、発表された。この日開催された会長推薦委員会で決まった。5月22日の理事会で正式決定する見通し。
元タレント中居正広氏の性暴力に端を発するフジテレビの問題で同局の副会長を3月27日付で退任した遠藤龍之介氏が今月2日、民放連会長を辞任したことから、後任を検討していた。
民放連会長は在京キー局が持ち回りで担当するのが慣例で、今回はテレ朝の順番だった。
会長推薦委員会議長を務める檜原麻希(ニッポン放送社長)は「民放放送各社は、信頼できる情報と健全な娯楽を伝える使命、役割を再確認しつつ、メディア環境の激変に対応すべく事業構造の変革を進めています。一方、フジテレビの事案を契機に、民放放送全体の人権意識やコンプライアンスを疑問視する声が、視聴者・リスナーやステークホルダーの間で高まっています」とした上で「会長推薦委員会は、早河氏がもつ放送界に関する知見、経験、実績は極めて貴重であり、諸課題への取り組みにおいて強力なリーダーシップを発揮いただける方と考え、全会一致で早河氏を次期会長候補に推薦することといたしました」と談話を発表した。
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