デヴィ・スカルノ (C)ORICON NewS inc. “デヴィ夫人”ことタレントのデヴィ・スカルノ(85)が代表を務める「12平和党(わんにゃんへいわとう)」が25日、公式サイトとSNSを更新し、解散したことを発表。これをうけて、公式サイトでデヴィ夫人が動画で心中を明かした。
【写真】「めっちゃ素敵」「お花屋さんみたい」花々あふれるデヴィ夫人の自宅 デヴィ夫人は、「ワンニャン平和党の代表、デヴィ・スカルノです 。大変残念なご報告を申し上げなければなりません」と切り出し、「私は長年犬猫をはじめとした、動物愛護福祉活動を行ってまいりました。 日本では動物愛護団体の方々がどんなに努力されても、その活動に限界がありました 。それは犬猫が器物として定義され、犬猫を生きている命として扱われないことが素因で、もろもろのことが立法化されていないからです。非情な虐待事件があっても、裁判の結果は大変軽微な処分でした」と日本の問題点を指摘。
続けて「日本に戻って25年が経とうとしております。私の人生の集大成として12平和党を設立し、国政政党として国会での活動を行わなければならないと考えてまいりました。犬猫を守るための12平和党の12(ワンニャン)の公約を法制化しようと精一杯の行動をしてまいりました」と志を伝えた。
活動にあたり「平和党の設立につきましては共同代表を務めていただいた堀池宏さんに、大変なご努力をいただきました。また選挙の神様とまで言われた藤川晋之助さんにも応援していただきました。多くの動物関係の方々から犬猫の尊厳を守る希望の光がやっと見え始めたと言われ、心からのご支援と励ましのお言葉をいただき、皆様のおかげでここまで進めてまることができました」と感謝。
一方で「しかしながら、藤川晋之助さんのご逝去という予想できない事態に加え、私自身の日本国籍への帰化承認問題が未解決のままで現在に至っております」と困難があり、「活動には期限があることから、政党としての活動を残念ながら、ここで一旦終了することを決断せざる得ませんでした」とその理由を説明。
最後に「ご賛同ご支援いただきまし た皆様には厚く厚く御礼申し上げますと共に失望させてしまった皆様に心よりお詫び申し上げます。犬猫をはじめとした全ての動物愛護活動は今後も一生の課題として続けていく所存でございます。 ありがとうございました」と結んだ。