
写真 日本百貨店協会が、3月の全国百貨店売上高概況を発表した。
3月は、売上高、入店客数共に前年を下回る結果となった。全国的に寒暖差の大きい不安定な天候要因から春物商材の動きが鈍く、商品別では主要5品目のうち、家庭用品を除く4品目で前年割れ。衣料品と身のまわり品は、ラグジュアリーブランドの一部価格改訂や春物の低調から2ヶ月連続マイナスとなった。
インバウンドは、購買客数51万5000人(前年同月比13.4%増)と3月として過去最高を記録したが、円高傾向や世界的な景気後退懸念が、高額商材の買い控えなど訪日客の購買心理にも影響し、免税売上高は同10.7%減の442億円と、2022年3月以来3年ぶりにマイナス転換した。
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