かが屋・賀屋壮也、野村康太主演『6人ぼっち』でいい加減な担任教師役　意外な共通点も発覚

　野村康太が主演する映画『6人ぼっち』より、いい加減な担当教師役を演じる、かが屋・賀屋壮也の場面写真が解禁。賀屋と役柄との意外な共通点も明らかになった。

【写真】『6人ぼっち』賀屋壮也演じる担任教師・島の場面写真

　本作は、修学旅行をきっかけに集められた6人の“1人ぼっち”たちが織りなす青春ストーリー。

　主演はネクストブレイク俳優として映画・ドラマに引っ張りだこの野村康太。6人の“ぼっち”をまとめようと奮闘する班長を演じる。不登校の生徒役には吉田晴登。女子高生TikToker役には三原羽衣。クラスメートにウザがられる男子生徒役に松尾潤。スーパー戦隊シリーズや人気情報番組のリポーターでも活躍する鈴木美羽がガリ勉女子生徒役を演じ、おとなしく気の弱い女子生徒役を中山ひなのが演じる。

　企画・脚本は『ハケンアニメ！』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した政池洋佑。監督は、俳優活動の傍ら映画制作を続けてきた宗綱弟。本作で長編映画デビューを飾る。

　高校生活一度きりの修学旅行に盛り上がるクラスメイトをよそに、誰とも班を組むことができない加山（野村）をはじめとする5人の“ぼっち”たち。残り者となってしまった彼らに、「ちょうど5人だし、お前ら一緒の班でいいな！」と声をかける担任教師・島を演じるのは、お笑いコンビ・かが屋の賀屋壮也。６人の“ぼっち”たちが初めての青春を送るきっかけともなる重要な役だ。

　島は、勝手に班を決めただけでなく、半ば強引に班長に加山を任命し、さらに修学旅行当日に突然やってきた生徒も押し付けるなど、生徒の気持ちなどお構いなしなのだがどこか憎めない。そんないい加減な教師役を、賀屋は騒がしい教室に溶け込んだ様子で違和感なく見事に演じきっている。

　賀屋は、お笑いコンビの活動のみならず数々のドラマや映画に出演しているが、特に2024年は俳優業の活躍も目覚ましく、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』で声優デビューを果たし、アカデミー賞視覚効果賞に輝いた“白組“がVFXを手がけた『陰陽師0』に出演。さらに、加賀と共に主演を務めたドラマが映画化された『この動画は再生できません THE MOVIE』にて映画主演デビューを飾った。

　賀屋の出身地は、加山たちの修学旅行先でもある広島県。さらに両親はともに教師で、賀屋自身も教員免許を持っているなど、思わぬ共通点が発覚。今回の役のなじみっぷりも納得だ。そんな賀屋演じる、いい加減な担任教師・島の場面写真も披露された。

　映画『6人ぼっち』は、5月2日より全国順次公開。