天然っぷり発揮で和ませた鈴鹿央士 (C)ORICON NewS inc. 俳優の鈴木亮平(42)、有村架純(32)、鈴鹿央士(25)、ファーストサマーウイカ(34)、前田哲監督が25日、都内で行われた映画『花まんま』初日舞台あいさつに登場した。鈴鹿の天然っぷりが発揮されたトークで鈴木や有村らが思わず笑ってしまう場面もあった。
【全身ショット】二の腕あらわ!ノースリドレスで登場した有村架純 カラスと話ができるという設定の役を演じた鈴鹿は、役作りの一環として“カラスのぬいぐるみ”を常に身近において撮影に臨んだというが、「目は、慣れたかな…くらいで。実際のカラスとは全然違うし。生地も…?質感も違うので、本物のカラスといざ(演技する)ってなったら、ちょっと緊張があったんですけど、普段から見ていた感じの黒いもの?があったので」と天然っぷりを発揮したトークで会場を和ませた。
鈴木も思わず「ぬいぐるみの方は生地だよな?カラスとキジ(生地)でちょっと同じものを並べない方がいいと思うけどな(笑)」とさすがのツッコミを入れて盛り上げていた。
本作は、作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた短編集『花まんま』(文春文庫)が原作。大阪の下町で兄妹二人暮らしの兄・俊樹(鈴木)は、早くに亡くなった父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、妹のフミ子(有村)を守り続けてきた。妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったのだが、遠い昔に二人で封印したはずの、フミ子の“秘密”がよみがえり…。兄妹、親と子、家族がそれぞれを強く思い合う姿を描いた胸に迫る作品となっている。