フェイエノールトからの関心が報じられた渡辺剛 [写真]=Getty Images 日本代表FW上田綺世を擁するフェイエノールトは、ヘントに所属する日本代表DF渡辺剛の獲得に動いているようだ。25日、オランダメディア『1908.nl』が報じた。
フェイエノールトは1カ月前から渡辺に関心を示しており、ヘントに完全移籍の獲得で公式オファーを提示した模様だ。ヘントの上層部は現在、「数百万ドル級」のオファーを検討している最中だという。
フェイエノールトではオランダ人DFトーマス・ベーレン、オーストリア代表DFゲアノット・トラウナー、コスタリカ代表DFヘイランド・ミッチェルの3人のうち、少なくとも2人が今夏の移籍市場で退団する可能性が高いという。その後釜として渡辺をリストアップしており、同選手がロッテルダムへの移籍に前向きかどうかの探りも既に入れているという。
現在28歳の渡辺は、2022年1月にFC東京からコルトレイク(ベルギー)に移籍。1年半後に名門ヘントへのステップアップを果たした。ヘントではゲームキャプテンも務めるなど全幅の信頼を寄せられており、今季は公式戦46試合に出場している。
渡辺とヘントの契約は2027年夏まで残されている。移籍情報サイト『transfermarkt』は、同選手の市場価値を900万ユーロ(約14億7000万円)と見積もっている。