「監督のOKが出たときに初めて不安が消えるという感じでした」国宝級イケメン・萩原利久が明かす“さえない大学生”の役作り

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2025年04月26日 11:10  web女性自身

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お笑いコンビ、ジャルジャル・福徳秀介(41)の小説家デビュー作にしてベストセラーの恋愛小説が映画化。主演を務める「国宝級イケメン」の萩原利久(26)が映画でも印象的な傘をお供に本誌初登場!



「この作品でいちばん大変だったのは、役へのアプローチ方法を変えたことです。ふだんの自分は一本の軸のようなものを作ってから本番に臨むタイプなのですが、今回は自分の中の正解が導き出せませんでした。なので、できる限りの選択肢を持って現場に行き、その場で得られるすべてのものをキャッチしながら役を形成していく。そして、監督のOKが出たときに初めて不安が消えるという感じでした」



映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』でさえない毎日を送る大学生・小西徹を演じた萩原。一年中、日傘をさして人目を避けるように過ごす青年の繊細な感情を自然体で表現しているが、その陰では緻密な役づくりがあることをうかがわせる。そして、小西のモノクロだった世界を一変させる同級生・桜田花を演じたのは、最旬女優の河合優実(24)だ。



「河合さんとお芝居をしていると、言葉がスッと入ってくる感覚があって、それがとても印象的でした。芝居はセリフが決まっているので、相手の言葉を聞いていなくても成立してしまうところがあるのですが、河合さんとの会話のシーンは言葉を聞くという行為が極めて日常に近い状態で行えるのでセリフのやりとりが自然にできる。当たり前のようですけど、すごいことなんだと思います」



9歳のとき、お笑い芸人の小島よしお(44)に会いたいという理由で子役を始めた萩原。第2の大きな転機は、ドラマで共演した菅田将暉(32)の演技に刺激を受け、同じ事務所に履歴書を送ったことだと振り返る。



「興味を持ったものに対してとことん追求することが大好きなんです。だから、役者の仕事も好きなんだと思います。あるサイクルごとにまったく違う作品や役と出合い、追求する作業をやり続けられるのはとても魅力的です。趣味でも何でも、“狭く深く”が僕の流儀」



NBAのゴールデンステイト・ウォリアーズの本拠地であるサンフランシスコは憧れの地。いつか移住したいという夢も本気だという。



「もしも今、僕の理想をかなえるだけの資金が目の前にあったら、すぐにでも行きます。思えば、役者も初めは憧れでしかなかったけれど、行動を起こしたことで実現させたという経験があります。夢を夢のままで終わらせないために、人生を懸けて成し遂げたいです」



【INFORMATION】


映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』


4月25日公開。思い描いていた大学生活とは程遠い冴えない毎日を送る小西(萩原利久)。お団子ヘアが印象的な桜田花(河合優実)に思いを寄せるが、運命を変える衝撃的な出来事が2人を襲う。



スタイリング:鴇田晋哉
ヘアメーク:Emiy(Three Gateee LLC.)
衣装協力:カーディガン、トップス(ともにメイカム)、シューズ(ホモ・ルーデンス)

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