チェルシーから関心が寄せられるバイノー・ギテンス [写真]=Getty Images チェルシーが、ドルトムントに所属するU−21イングランド代表FWジェイミー・バイノー・ギテンスに関心を示しているようだ。25日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在20歳のバイノー・ギテンスは、ロンドン生まれで幼い時にはチェルシーやレディングのユースに在籍した経歴を持っており、9歳の時にレディングに留まることを選択し、14歳でマンチェスター・シティに加入した後、2020年9月にドルトムントに完全移籍となった。
2022年4月にトップチームデビューを果たすと、ここまで公式戦102試合に出場。先発出場する機会が増えた今シーズンはここまで公式戦44試合出場で12ゴール5アシストを記録する活躍を見せている。
そんなバイノー・ギテンスは現行契約が2028年6月30日までとなっているものの、複数クラブから関心が寄せられていることが明らかになっており、去就には注目が集まっている。
そして、今回の報道によると、かねてより関心を示しているチェルシーが具体的な動きを見せている模様で、すでにバイノー・ギテンス側に移籍の可能性を探る交渉を行なっているという。ドルトムントでの年俸が約300万ユーロ(約5億円)の同選手に対して、600〜700万ユーロ(約10〜11億円)の年俸を提示しており、今夏の獲得を画策していることが伝えられている。
一方のバイノー・ギテンスとしては、ニコ・コヴァチ監督が就任した今年2月2日以降、出場機会が減っていることに不満を示していることから、移籍も考慮に入れている模様。また、ドルトムントとしては5000〜6000万ユーロ(約82〜98億円)のオファーが届けば、交渉に応じる姿勢を示しており、移籍が成立する可能性はあるようだ。
チェルシーとしてはバイノー・ギテンスのような才能のあるイングランド人選手はプレミアリーグでプレーする必要があると考えているようだが、果たして同選手は今夏に移籍することになるのだろうか。