元読売テレビアナウンサーの辛坊治郎氏(69)が26日、大阪市内の書店で新著「オールドメディアへの遺言」の出版記念サイン会を行った。辛坊氏にとっては久々のサイン会。地元での人気は高く約100人が行列をつくり、辛坊氏はひとりひとりに声をかけ、感謝の言葉をかけた。
サイン会に先がけて行われた取材では「引退するんですか?」の質問が飛んだ。辛坊氏は「引退は有名な芸能人やスポーツ選手のためにある言葉。私は引退しません」と前置きした後で「昨年は肩や首の負傷が相次いだ。元気なうちに残りの人生をどう過ごすかを考え、本当にやりたいことをやりたいと痛感した。これからはピアニストとして生きていきます!」と意外な宣言。
ピアノは2年半前からレッスンを受けており、現在のレパートリーは「ハッピーバースデー・ツー・ユー」「さくらさくら」の2曲。それでも「日本武道館でのコンサートを考えましたが、ハードルが高いので東京武道館(東京都足立区)に切り替えました。もうピアノ以外のことは面倒です」と、冗談のような本気のような目標を設定した。
サイン会の会場に貼られたポスターは、選挙を思わせるデザインだが「(選挙には)絶対出ません!」
現在のレギュラーは、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月〜水曜午後3時30分)のみで「テレビ、ラジオ、講演の依頼はお断りしている」
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日刊スポーツの取材に対し「引退ではないが、自分の場合は早期退職」と、メディアでの仕事を終えた後、自分の好きな旅行(バックパッカー)、ヨットを楽しみたいと明かしているが、今後の人生にピアノも加わるのか?
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