首位の大阪ブルテオン、フルセットの激闘に敗れ決勝逃す 西田有志がチーム最多26得点もまさかの連敗【SVリーグ準決勝】

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2025年04月26日 16:28  TBS NEWS DIG

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■バレーボール・大同生命SV.LEAGUE チャンピオンシップ 準決勝 第2戦(26日、Asue アリーナ大阪)

初代SVリーグ王者を決めるチャンピオンシップの準決勝第2戦。レギュラーシーズン(RS)首位の大阪ブルテオンがジェイテクトSTINGS愛知(同4位)にセットカウント2ー3(16ー25、25ー22、25ー15、25ー27、12ー15)で敗れた。2戦先勝方式のチャンピオンシップで大阪Bは2連敗し、準決勝敗退、STINGS愛知が5月3日から始まる決勝進出を決めた。

前日の第1戦ではセットカウント1ー3(31ー33、25ー18、20ー25、16ー25)で敗れた大阪B。決勝進出へ崖っぷちとなった第2戦、第1セットはミゲル・ロペス(28)がアタックで最初の得点を奪い序盤をリード。しかしSTINGS愛知の宮浦健人(26)に4本のサービスエースを決められるなど逆転を許すと流れを掴むことができず。16ー25でこのセットを落とした。

第2セットは追いかける展開もトーマス・ジェスキー(31)、ロペスが得点を重ね食らいついた。西田有志(25)の強打で流れを作ると24ー22のセットポイントに。最後は宮浦のサーブをリベロの山本智大(30)が拾い上げるとジェスキーが相手コートに返して得点。第2セットを取り切った大阪Bはセットカウントを1ー1に戻した。

第3セットは西田が強烈なバックアタックを2本連続で決めるなど主導権を握った。6点差をつけて先に20点に到達するとまたも西田が今度はサービスエースを連続で決める活躍。このセットを25ー15と10点差で制した。

セットカウント2ー1で迎えた第4セットは序盤から両チーム譲らず。1点を争う展開もロペス、西田、キャプテンの山内晶大(31)のアタックで確実に得点を奪った。しかし終盤にSTINGS愛知にリードを許すとセットポイントを繰り返す接戦に敗れ25ー27でこのセットを落とした。

第5セットも得点を奪い合う白熱した展開に。7ー7で西田が5本目のサービスエースを決め一時リードも先にSTINGS愛知に得点を10点に乗せられ追い込まれた。大阪Bは最後まで粘りを見せるも及ばず、12ー15で敗れ最終セットを落とした。

フルセットの激闘も2連敗を喫した大阪Bは決勝進出を逃す結果に。ロラン・ティリ監督(61)は来シーズンからバレーボール男子日本代表の新監督に就任しているため大阪Bの指揮をとるのが最後となった。

※写真は大阪ブルテオン・西田有志選手

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