【陸上】駒大1年落合晃が全体1位で決勝進出「開催国枠が目標」 決勝で世界陸上設定記録狙う

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2025年04月26日 16:34  日刊スポーツ

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日本学生個人選手権 男子800メートル準決勝で力走する落合(撮影・藤塚大輔)

<陸上:日本学生個人選手権>◇26日◇第2日◇神奈川・レモンガススタジアム平塚◇男子800メートル準決勝2組



日本記録保持者で駒大1年の落合晃(18)が1分48秒17で全体1位となり、27日の決勝へ進んだ。「レースの感覚、調子は上がってきている」と手応えを口にした。


序盤から上位につけ、600メートル手前で先頭へ。後続との差を広げ、2位の岡村颯太(鹿屋体育大)に0秒58差をつけた。今季の800メートル初戦となった同日午前の予選では1分49秒09をマークしており、1日2レースを順調に消化。「タイムは意識していないですが、この時期にしてはスピードを上げている。去年よりも力がついている」とうなずいた。


滋賀学園高3年だった昨季は、6月の日本選手権で初優勝。同7月の全国高校総体(インターハイ)では日本新記録となる1分44秒80で2連覇を達成した。


駒大では大八木弘明総監督に指導を受け、800メートルを主戦場とする。9月の世界選手権東京大会へは、参加標準記録(1分44秒50)を突破した上で7月上旬の日本選手権で3位以内に入れば内定となる。


そのほかにも条件次第で代表入りの可能性があり、決勝では開催国枠のエントリー設定記録(1分45秒88)を狙うと明言。「開催国枠が目標。そのタイムに近づけるように準備したい」と見据えた。

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