『パリピ孔明 THE MOVIE』(C)四葉夕ト・小川亮/講談社(C)2025 「パリピ孔明 THE MOVIE」製作委員会人気ドラマの映画版『パリピ孔明 THE MOVIE』。圧巻のパフォーマンスを見せた上白石萌歌へ、共演者からも賞賛の声が上がっている。
現代に転生した三国志の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が、アマチュアシンガー月見英子(上白石萌歌)とともに音楽の力で天下泰平を目指す本作。
日本を代表する3大音楽レーベルが頂点を競う史上最大の音楽バトルフェスが映画の舞台となるが、劇中のライブフェスは約6000人規模の観客を入れて撮影が行われ、キャストは大勢の観客を前に歌声を披露している。
本番では失敗が許されないパフォーマンスに挑んだ上白石。音楽バトルフェスのMC、MCマモ役を務めた宮野真守は、「実際にライブ形式で行う撮影って、かなり大変だと思うんです。しっかり歌いながら、使える画をおさえないといけない。そんな精神状態であの表現ができるのは、超人レベルです。感情を乗せて、限られた撮影の中でやらないといけないので。萌歌さんの“ばっちりキメる”ところが素晴らしいと感じましたし、本当に感動しました」と、上白石の表現力と集中力を称賛。
さらに、shin役の詩羽は、「EIKOのパフォーマンスを拝見したのですが、本当に素敵で、歌もすごく上手なので、生であのライブを見れてとても嬉しかったです」とコメント。
また、shinが歌う「again and again」の楽曲を提供し、観客の一人としてカメオ出演も果たした崎山蒼志も、「上白石さんの歌声がすっと飛び込んでくるようで心地よかったですし、観客の皆さんの熱気もあって、感極まりました」と、強く感銘を受けたようだ。
映画では“孔明とのお別れ”を予感させ、ライブシーンは、そんな英子の心情も体現し、彼女の想いを歌に乗せる大事な場面となる。
上白石は「EIKO的には、歌ってしまったら孔明が消えてしまうかもしれないという複雑な心境で、本当は歌いたくないけれど、意を決して歌うシーンでした。心境的にグラグラして涙があふれてきたのですが、ステージから見る景色が素晴らしくて、お客さんを呼んで撮影した意味をすごく感じました」とふり返り、英子の想いに寄り添いながら、全身全霊で臨んだことを明かしている。
『パリピ孔明 THE MOVIE』は4月25日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)