東京大学で生成AIの講座を受講する石破茂首相(右端)ら=26日午後、東京都文京区の東京大学(代表撮影) 石破茂首相は26日、東京・本郷の東京大を訪れ、人工知能(AI)研究の第一人者として知られる松尾豊同大大学院教授の講座を、関係閣僚と共に受講した。終了後、記者団に「人口が急激に減っていく中、AIが果たす役割は非常に大きい。世界で最もAI開発がやりやすい国にしたい」と述べた。
首相は講座で、生成AIの基盤となる大規模言語モデル(LLM)の開発過程を体験。松尾氏らの手ほどきを受けつつ、AIに自身の演説を学習させ、完成度をより高めるために試行錯誤した。
AIの開発や運用に携わる20〜30代の経営者らとも意見交換。国産AIの重要性などに関する要望に耳を傾けた。

東京大学で生成AIの講座を受講する石破茂首相(右)=26日午後、東京都文京区の東京大学(代表撮影)