OSK日本歌劇団トップスター翼和希が26日、京都市の南座で、トップスター就任記念公演「レビューin Kyoto」の初日を迎えた。
幕が開き、ふわりと舞う翼の扇の中から翼が登場。体調不良により、25日の午前、午後、26日の午前の部が上演中止となっていただけに、「ようこそ南座へお越しくださいました。そして、ただいま戻ってまいりました」と力強くあいさつすると、客席からは割れんばかりの拍手が送られた。
今回新たに追加された「ヤマトタケル」の白鳥伝説を描く場面では、ヤマトタケルに扮(ふん)した翼と黒鳥を演じる椿りょう、白鳥役の唯城ありすが幻想的な世界観の中、鮮やかな立ち回りも披露し、見ごたえのある一幕となった。
さらにOSK伝統のラインダンスでは、18人が舞台上にずらりと並び、迫力のあるステップを披露。最後に劇団に歌い継がれるテーマソング「桜咲く国」では、客席にもたくさんのミニ桜パラソルが咲き乱れ、盛大な拍手の中でのフィナーレとなった。
昨年9月に前トップスター楊琳からバトンを受け継ぎ、同10月から全国各地で就任記念公演をスタート。1月には初のシンガポール公演も行い、いよいよ南座公演「レゼル〜Les Ailes〜」でフィナーレを迎える。公演は29日まで。
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6月には大阪松竹座でお披露目公演が控えている。
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