野田洋次郎「あんぱん」主題歌制作を回顧「朝ドラという伝統的な枠組みの中で、新しい挑戦…」

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2025年04月27日 06:00  日刊スポーツ

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RADWIMPSの野田洋次郎(2019年7月撮影)

ロックバンドRADWIMPSの野田洋次郎(39)が26日までにインスタグラムを更新。NHK連続テレビ小説「あんぱん」の主題歌RADWIMPSの「賜物」(たまもの)のリリースを報告、同曲への思いをつづった。


野田は「『賜物』がリリースになりました。RADWIMPSとして1年9ヶ月ぶりの新曲です」と報告。


そして「朝ドラ『あんぱん』の主題歌としてオファーを頂き、バンドとしても大きな変化を迎える中での制作は自分の音楽家、バンドマンとしての存在意義を問い続けるような時間でもありました。『なんのために生まれて、なにをして生きるのか』『なんのために音楽を鳴らすのか』。いま一度自分が音楽を作る理由を純粋に見つめ、楽器に、言葉に、音符に向き合った約1年間でした。没頭する中で、30年以上音楽をやっていますがいまだ次から次に『こんなコードの移動があるんだ』『こんな音の積み方があり得るのか』とはじめての発見や出逢いが起こり、それらを頼りにこの曲が向かうべき方角を探していきました。突き進めば進むほど正解のなさにのたうちまわることも数知れず。音楽の旅はなんて楽しく、苦しいのだろう。そんなことを思いました」と振り返った。


続けて「オファー時に頂いたたくさんのやなせたかしさんの自伝や詩集を読みながらその人生の振れ幅や濃密さ、自由さに心動かされました。そして励まされました。物語の中で描かれるのぶと嵩の人生を鼓舞し、震わせ、時に優しく包み込める曲にしたいと思いました。曲の方向性に迷い果て、どうにも安易な答えに手を伸ばしそうになった時、お会いしたこともないやなせさんに『大丈夫。やっちゃえばいいよ』と言われたような気持ちになり、勝手に大きな勇気をもらったのでした」と、同ドラマのモデルとなった「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかしさんについて思いを記した。


そして「朝ドラという伝統的な枠組みの中で、新しい挑戦をしたいという想いを受けとめてくださった倉崎さん、ドラマスタッフの皆さんに感謝です。そして参加頂いた数多くのミュージシャンの方々、コーラスで参加頂いた方々、この曲の一部となってくださり心から感謝です」と感謝をつづり、「『賜物』をよろしくお願いします。そしてまだまだ始まったばかりの『あんぱん』を一緒に楽しみましょう。よろしくお願いします」と呼びかけた。


この投稿に「『賜物』をフルで聴いた時、何とも言えない感動に包まれました」「どうして『賜物』なのか、個人的に気になっていたのですが曲を全部聴くことで分かったような気がします」「素敵な楽曲で聞くたびにドラマになじんできました RADWIMPSらしさが最高です」などのコメントが寄せられている。

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