&TEAM(左から)EJ、JO (撮影:AYAKO KOJIMA)(C)ORICON NewS inc. 9人組グローバルグループ・&TEAMが、3rd SINGLE「Go in Blind(月狼)」を23日にリリースした。ORICON NEWSでは、メンバーのEJとJOに2ショットインタビューを実施。今作とグループの魅力などを聞いた。
【別カット】息ピッタリ!クールな表情を見せる&TEAM・EJ&JO ■「Go in Blind(月狼)」は「僕たちの新章」 EJ&JOは「オオカミ系男子」が“推し曲”
――タイトル曲「Go in Blind(月狼)」のポイントを教えてください。
EJ:今回のタイトル曲「Go in Blind(月狼)」は、初めて目隠しを使ってパフォーマンスをするのですが、前が見えなくても感覚を研ぎ澄ましてひとつになって立ち向かうという意味が込められています。
JO:春夏秋冬を通じて結束した僕たちの新章という意味も込められているので、パフォーマンスでも結束した姿を見せられたらと思います。一人ひとりの魅力がもっと伝わるようなシングルになったらいいなと思います。
EJ:初めて聞いたとき、最初のギターがすごくかっこ良くて。1発で好き!ってなりました。
JO:僕もです。ギターのサウンドからこれから戦いに挑むイメージがわいて、そこからヒップホップっぽくなってかっこいいなと思います。パフォーマンスもいろいろ想像が膨らみました。
――ビジュアル、ミュージックビデオ撮影で印象に残っていることを教えてください。
JO:ビジュアル面では、ウィッグを着用して大変身しています。皆さんも驚くと思いますが、かっこよく撮れていると思うので、注目してほしいです。僕はずっと黒髪ですが、明るいヘアカラーのウィッグを着用して、意外と白髪系もいけるなと、うれしかったです。
EJ:ジャケット写真の撮影で、一人ひとり違う武器をもって撮影しました。僕はフェンシングの剣を持っていたり、JOは短剣を持っていたり。それぞれ似合う武器を持って撮影したので楽しかったですし、久しぶりに剣を持ってワクワクしました。
――パフォーマンスで特に注目してみてほしいポイントはありますか。
EJ:踊りながら目隠しを結んだり、外したりする部分が難しいですが、かっこいいです。僕たちも練習を重ねましたので、注目してほしいです。最初は曲に間に合わなくて失敗することもありましたが、コツをつかみました。
JO:ダンスブレイクです。サビから一気にフォーメーションが変わって、みんなで同じ振りをするのですが、“オオカミ”の結束が見られるの感じが好きです。
――特に好きなパートはありますか。
JO:この曲には「This is war」という歌詞があるのですが、闘志を燃やす歌詞だなと思います。サビ前なので、そこから「正面突破で行くぞ!」というイメージがわいて、好きです。
EJ:バースのJOのパートです。その時の振り付けと雰囲気がガラッと印象に残るんです。JOがそこをとってもかっこ良くやってくれるので、僕は大好きです。
JO:練習したかいがありました(照れ笑い)。
――収録されている4曲の内、おふたりの“推し曲”はどれですか。
EJ:「オオカミ系男子」です。かわいい曲ですが、クールな部分もある。嫉妬している一途な少年のかわいい気持ちを表現しています。歌詞も好きですし、LUNE(ファンネーム※E=アキュート・アクセントを付したもの)の皆さんが気に入ってくれそうな曲です。
JO:僕も「オオカミ系男子」です。バースはオオカミの強さが出ているのですが、サビに近づくにつれて、“ツンデレ”っぽい本音の部分が出てきます。歌い方もサビは歌詞のかわいい部分に寄せて歌っていますので、注目して聞いてほしいです。
■春夏秋冬シリーズ経て成長「強みや個性が深くなった」 メンバーの変化明かす
――春夏秋冬シリーズが幕を閉じ、新たな一歩を踏み出すシングル作品となりますが、この1年で、自分やメンバーに変化はありましたか。
EJ:1年に4回、作品を準備していたので、メンバーも自分をアピールする方法の幅も増えたと思います。一人ひとりの強みや個性が深くなって、より&TEAMの魅力が増えていったと感じます。9人の振り付けを合わせる過程もスムーズにいくようになったなと思います。
JO:ギャップを好んでくれるLUNEの皆さんが多いことに気がつきました。たとえば、2nd ALBUMのタイトル曲「雪明かり(Yukiakari)」は青春っぽいさわやかさがあるのですが、収録曲の「Deer Hunter」は大人っぽいイメージがあったので、同じ作品内でも表現の区別をはっきりとつけることを学びました。表情の見せ方も多様にやってみようと強く思った1年でした。
メンバーに関しては、みんなそれぞれ変化があったと思いますが、特にHARUAが運動を頑張っています。深夜に帰ってきた後も、部屋にマットを敷いてプランクをしていたりします。僕も運動を続けないと、という刺激になります。
――「Go in Blind(月狼)」で始まる新章、これからの&TEAMとしての目標や夢はありますか。
JO:ずっと変わらず「日本から世界へ」を掲げています。日本で応援していただきつつ、世界にも音楽的な面で認めてもらえるチームになれればと思っています。
EJ:今までなかったスタイルのグループだと思います。ジャンルにとらわれずに、「僕たちは新しい道を作っていこう」と&TEAMらしくやっていきたいと思います。
――音楽活動だけではなく、バラエティー番組や朝の情報番組、モデル業やドラマなどでお見かけする機会がどんどん増えていますが、個人としてやりたいことはありますか。
JO:ミラノのファッションショーを見に行かせていただいたのですが、いろいろな服をかっこよく着こなし、かっこよく撮っていただくのは楽しいなと刺激を受けました。これからもっとファッションの分野でも、自分のスタイルを活かして活躍したいなと思いました。
EJ:楽器や音楽の勉強をもっとして、自分の考えを音楽で表現できるように磨いていきたいです。作詞・作曲も全部できるようになりたいです。
■EJ&JO、互いにリスペクト「努力を重ねる心の強さ」「リーダーとして」
――2ショットでのインタビューですので、おふたりの関係性にもフォーカスしたいと思います。お互いに「ここは特にリスペクトできる」と感じる部分を教えてください。
EJ:JOのことは本当に尊敬しています。いつも努力しているし、自分が止まらないように、ずっと成長し続けるために、ずっと研究をしていて、細かい部分まで練習しています。自分のものにしていく過程で、耐えて、耐えて、努力を重ねる心の強さをリスペクトしています。それも表に出さないし、自分から言わないタイプですが、いつも動いているので、すごいです!
JO:自分と似た内向的な部分がありながらも、リーダーとしてみんなをまとめている姿を見ると、自分もチームの一員としてもっと責任感を持って、チームのためにできることをもっとやらないと、といつも思っています。ガヤガヤした状況の中でも、冷静に周りを見ていますし、人の意見を尊重しながらもまとめているところをリスペクトしています。
――逆に「ここは正反対だな」と思うところはありますか。
EJ:JOは意外と遅くまで起きています(笑)。何時に寝ているの?
JO:最近は、3、4時です。
EJ:僕は12時ぐらいになったら眠くなっちゃうので。
JO:夜行性だと気づいたので、夜まであえて起きているんです。音楽の作業をしたりもしますし、余暇を楽しむこともありますし、睡眠時間を調節したくて起きています。
EJ:何時間寝ればいいんですか?
JO:5時間ぐらい寝れば十分だと気づきました。
EJ:わぁ、すごい!
JO:NICHOLASくんといるときのEJくんが好きです。同い年の友達と話しているEJくんの素の姿が見ていてほっこりします。
EJ:確かにちょっと違うかもです。あんまり怒ることはないのですが、NICHOLASはふざけてきたり、わざと怒らせてきたりするんです。それで、わーって言っちゃうのが「意外だね」って。みんなに怒ることはないのですが、これから出していこうかな(笑)。
JO:え〜!
――一緒に時を重ねる中で、メンバーの存在に助けられたことはありますか。
EJ:落ち込んでいるときに、さりげなく「大丈夫?」って。そのひと言だけで、全部吐き出せることもあります。
JO:僕もです。つらいことがあったときに、すごいなって思ったのが、8人全員から「大丈夫?」って個人的に声をかけてくれました。その言葉が本当に力になりました。そこは&TEAMらしいなと思います。貴重な存在です。
写真撮影では真剣な表情でモニターを確認するプロフェッショナルな姿を見せていた2人。インタビューは、ふんわりとした穏やかな雰囲気で行われた。最後にLUNEの皆さんへのメッセージを聞くと、より柔和な笑顔に。EJは「会いたかったLUNEの皆さんにかっこいい姿で戻ってきたかったので、頑張って準備してきました。楽しみにしていてください!」、JOは「新たな姿が見せられるシングルだと思うので、たくさん期待してください。ツアーも始まるので、また&TEAMと一緒に熱いときを過ごしましょう」と呼びかけた。
【プロフィール】
オーディション番組『&AUDITION - The Howling -』を経て2022年12月にDebut EP『First Howling:ME』でデビューしたEJ、FUMA、K、NICHOLAS、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKIによる9人組グループ。BTSらグローバルに活躍するアーティストを擁するHYBE MUSIC GROUPのひとつ「YX LABELS」が手がける。
24年には春夏秋冬シリーズとして1年に4作品をリリース。&TEAM 3rd SINGLE「Go in Blind(月狼)」では「Go in Blind(月狼)」「Run Wild」「オオカミ系男子」「Extraordinary day」の4曲に加え、「Go in Blind(月狼)」「Run Wild」の韓国語バージョンを収録する。