「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025」全ノミネート発表

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2025年04月27日 17:01  cinemacafe.net

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ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025」の各部門ノミネート作品および特別上映作品が発表された。

今年は、世界108の国と地域から4,592点以上の作品の応募があった。

その土地ごとの家族の絆やジェネレーションギャップがテーマになった作品が多かった中、インターナショナルカテゴリーでは、終末論的またはディストピア的な、コロナ後の生活を描いた作品も引き続き多く、イスラエル、パレスチナの紛争を描く作品も目立った。

ユニバーサルな思春期、Z世代のトランスユースの視点、認知症がモチーフとなるストーリーといった応募作品のトレンドも。アジア全体では、過去に比較しコメディ作品も増えた。

来年のアカデミー賞への可能性を秘めたライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門のコンペティションに加え、「Cinematic Tokyo」や「Women in Cinema」、「SHIBUYA DIVERSITY」など、多様なキュレーションで世界の最新ショートフィルム250点余りが選ばれた。

特別上映作品には、ケイト・ブランシェットプロデュース『マリオン』やポール・メスカル主演『流されて』、「イカゲーム」監督の『ミラクルマイル』。ジャパンカテゴリーには、アオイヤマダと松田ゆう姫主演『NIGEMIZU』。NEO JAPAN プログラムには、芋生悠監督デビュー作『解放』。

新しくスタートした「ホラー&サスペンス」カテゴリーでは、11点の日本人監督によるショートフィルムを特集。韓国ショートフィルムを特集する「K-SHORT」には、国民の夫ユ・ジュンサンが自身の監督作品と共に登場。

外交樹立の記念イヤーならではのサウジアラビア作品の特集や、戦後80年を考えるきっかけとなる「戦争と生きる力プログラムsupported by 赤十字」も、今年ならではのラインアップを展開。

また、AI使用作品の特集、レインボープログラム、5分以下で楽しめるVery Shortプログラム、U-25プロジェクトなどを先行配信中。5月28日(水)からは、オフィシャルコンペ&各プログラムの配信がスタートする。

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025」はオンライン会場にて開催中。




(シネマカフェ編集部)

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