ゴールデンウィークの天気 晴れマークでも急な雨に注意 いつ・どこで傘の出番?

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2025年04月27日 18:06  日本気象協会

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日本気象協会

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ゴールデンウィークは、晴天が長続きしない予報に変わってきました。目先、明日28日(月)は西から天気下り坂。29日(火)昭和の日〜30日(水)は北海道のオホーツク海側や内陸を中心に雪予想。その後も度々、低気圧や前線の影響を受ける見込みです。晴れマークでも急な雨に要注意。いつ・どこで雨が降るか現時点の予想をまとめました。

28日(月) 西から天気下り坂

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今日27日(日)は九州〜東北の広い範囲で晴れて、行楽日和となりましたが、明日28日(月)は早くも西から天気は下り坂です。

28日(月)は、2つの低気圧が、日本海と本州の南海上をそれぞれ東へ進む見込みです。西日本は午前を中心に雨で、九州南部など激しく降る所もあるでしょう。関東など東日本も午後は次第に雨で、南部沿岸部ほど降りやすい見込みです。北日本も夜は所々で雨となるでしょう。

29日(火)昭和の日〜30日(水) 北海道は雪予想 冬装備を万全に

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29日(火)昭和の日は、西日本・東日本は天気が回復しますが、北日本は雨で北海道は雪に注意が必要です。

上空に寒気を伴った低気圧(寒冷渦)の影響で、29日(火)昭和の日の夜〜30日(水)の午前は、北海道のオホーツク海側や内陸を中心に雪で、積もる所があるでしょう。標高の高い峠だけでなく、標高の低い所でも雪になるおそれがあるため、車は冬装備を万全に行いましょう。ゴールデンウィークで旅行に訪れている方も多いと思いますが、登山など無理な計画は中止に、安全第一で行動しましょう。

5月スタートは行楽日和も束の間

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5月1日(木)は高気圧に覆われて、九州〜北海道で晴れますが、それも束の間です。2日(金)は気圧の谷の影響で、九州〜東海は雨。関東も雨マークはありませんが、にわか雨に注意が必要です。

3日(土)憲法記念日は、日本海側を中心に雨。4日(日)みどりの日は、全国的に曇りや雨のすっきりしない天気となるでしょう。

5日(月)こどもの日は広く晴れる 6日(火)振替休日は急な雨に注意

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5日(月)こどもの日は、九州〜東北は晴れますが、北海道と沖縄は雨が降るでしょう。

6日(火)振替休日は、関東など晴れマークの所も急な雨に注意が必要です。

沖縄は曇りや雨の日が多いでしょう。沖縄の梅雨入りの平年は5月10日頃ですが、梅雨の走りとなりそうです。また、連休後半の5月5日(月)は、熱帯擾乱(台風のたまご)がフィリピンの東〜沖縄の南〜日本の東に進む予想も出てきました。海外モデルではまだ少数派ですが、南の海上ではそろそろ台風にも注意が必要な時期となってきました。今後の動向に注意が必要です。

また、西日本・東日本では、晴れると最高気温25℃以上の夏日続出となる見込みです。まだ身体が暑さに慣れていないため熱中症にご注意下さい。

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