日中友好議員連盟総会で発言する森山裕会長(左)=1月31日、国会内 【北京時事】超党派の日中友好議員連盟(会長・森山裕自民党幹事長)は27日、中国・北京を訪問した。29日までの滞在中、要人との会談や先端技術の視察などを予定。関係者によると共産党序列3位の趙楽際・全人代常務委員長(国会議長)との会談を調整している。日中の首脳間で確認している「戦略的互恵関係」の推進など、関係改善の流れを後押ししたい考えだ。
森山氏のほか、公明党の赤羽一嘉副代表、立憲民主党の岡田克也前幹事長ら与野党6党の国会議員14人が参加。要人との会談で、議連側は日本産水産物の輸入再開や、中国で拘束中の邦人解放など、両国間の懸案を取り上げる見通しだ。