イ・ジュニョン Photo by Han Myung-Gu/WireImage「恋するムービー」「おつかれさま」とNetflixグローバル第1位(非英語シリーズ)を記録する大ヒット作に続けて出演し、確かな演技力と存在感を示したイ・ジュニョン。
Netflixシリーズ「D.P. -脱走兵追跡官-」や「マスクガール」、そしてシン・ヘソン共演の映画『勇敢な市民』では強烈な悪役の純度を高めてきたが、今度は「弱いヒーロー Class2」(4月25日より配信開始)で主人公ヨン・シウン(パク・ジフン)の前に立ちはだかる強敵クム・ソンジェとして期待を集めている。
K-POPボーイズグループ「U-KISS」のJUN(ジュン)として活動しながら、2017年に「甘くない女たち〜付岩洞<プアムドン>の復讐者〜」で俳優デビュー。
「別れが去った〜マイ・プレシャス・ワン〜」でチョ・ボア演じる“大学生のママ”チョン・ヒョの妊娠を認めることのできない恋人ハン・ミンスの成長を演じて、「2018MBC演技大賞」男性新人賞を受賞する。
人気WEB漫画を原作にした「イミテーション」ではトップアイドルのクォン・リョク役を演じたことも。「百人力執事〜願い、かなえます〜」では便利屋「百人力(イルダンペク)」のキム執事を演じ、ペク・ドンジュ役のヘリ(Girl’s Day)と見事なケミストリーを見せた。
Netflix映画『モラルセンス 〜君はご主人様〜』では「少女時代」ソヒョン演じるチョン・ジウと、ある契約を結ぶチョン・ジフ代理を好演。ロマコメとは一線を画す2人だけの特別な関係性、短髪スーツ姿のビジネスパーソン(からのギャップ)は新鮮みある役柄となった。
OST「Under Sunset(Male Ver.)」で歌声も披露した「恋するムービー」でのソン・ジュア(チョン・ソニ)の本心に気づけない作曲家ホン・シジュンは不器用さが魅力で、「おつかれさま」のクムミョン(IU)への一途な愛が結ばれないパク・ヨンボムの号泣演技も印象的。
幅広いジャンルの作品と役柄で挑戦を続けてきたイ・ジュニョンの進化は、留まるところを知らない。
最新作「24時ヘルスクラブ」(原題)の放送も控えるなか、5月10日(土)には東京でファンミーティングも行われ、演技作品とはひと味違う魅力を披露する予定という。
新たな“Netflixの息子”の呼び声も
☆イ・ジュニョン プロフィール
生年月日:1997年1月22日
出身:ソウル特別市
☆主な出演作
「甘くない女たち〜付岩洞 <プアムドン>の復讐者〜」(2017、ドラマ)
「別れが去った〜マイ・プレシャス・ワン〜」(2018、ドラマ)
「潜入弁護人〜Class of Lies〜」(2019、ドラマ)
「グッド・キャスティング〜彼女はエリートスパイ〜」(2020、ドラマ)
「恋のプログラミング〜ダメ男の見分け方〜」(2020、ドラマ)
「イミテーション」(2021、ドラマ)
「D.P. -脱走兵追跡官-」(2021、ドラマ)
「君の夜になってあげる」(2021、ドラマ)
「百人力執事〜願い、かなえます〜」(2022、ドラマ)
『モラルセンス〜君はご主人様〜』(2022、映画)
「マスクガール」(2023、ドラマ)
『勇敢な市民』(2023、映画)
「予期せぬ相続者」(2024、ドラマ)
「私は堂々とシンデレラを夢見る」(2024、ドラマ)
『バッドランド・ハンターズ』(2024、映画)
(上原礼子)