謝罪をしたリュディガー [写真]=Getty Images レアル・マドリードに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが、主審に対する愚行を謝罪した。
コパ・デル・レイ(国王杯)決勝が26日に行われ、レアル・マドリードはバルセロナと対戦し、延長戦の末に2−3で敗れた。この試合で大きな騒動となっているのは、延長後半アディショナルタイムにキリアン・エンバペがゴール前で仕掛けようとした際に、エンバペの手がエリック・ガルシアの顔に当たったとしてファウル判定となると、リカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審に対してレアル・マドリード側が激怒し、ベンチからも多数の選手が飛び出てきて抗議を行う事態となった。
その中でも111分にベンチに下がっていたリュディガーは不満を爆発させ、デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審に向かって何かを投げる様子が映し出され、同選手にはレッドカードが提示されていた。なお、スペインメディア『RELEVO』によると、レッドカードを提示された後にさらに激怒した同選手は、両ひざに当てていた氷嚢の一つを手で引き裂いて、氷を投げつけようとしたところを数人に止められていたという。
この愚行によって4〜12試合の長期出場停止処分の可能性が浮上しているリュディガーは自身の公式インスタグラムのストーリーズを更新し、「昨夜の僕の行動には全く言い訳の余地がない」と綴りながら、謝罪をした。
「本当に申し訳なく思っている。後半からは良い試合ができていた。111分を過ぎた時点でチームを助けることができなくなり、試合終了の笛が鳴る前に間違いを犯してしまった。審判と、昨夜失望させてしまったすべての人たちに改めて謝罪したい」
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