4月28日、横浜流星(28)主演の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)のXとインスタグラムの公式アカウントが更新された。【扮装解禁】として新キャストのビジュアルが公開され、とりわけ注目を集めているのがピン芸人・ひょうろく(37)だ。
ひょうろくの大河ドラマ初出演が発表されたのは、今月15日のこと。えなりかずき(40)演じる松前道廣の弟で、松前藩の江戸家老・松前廣年役に抜擢されたのだ。
発表時のコメントでは、《初めてのカツラや久しぶりの髪の毛にドキドキで臨ませていただきました。廣年さんは江戸家老という身分が高い方で凛(りん)としてる部分がちゃんと出せたのか今でも不安です》と撮影に参加した感想をつづっていた。
お笑いコンビ・さらば青春の光のYouTubeチャンネルやバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で人気に火が付き、いまや引っ張りだこのひょうろく。6本のCM出演に加えて、3月20日放送の『コンシェルジュの水戸倉さん』(BS日テレ)ではドラマ初主演に挑戦するなど存在感を増している。
「ひょうろくさんは芸人の肩書で紹介されることがほとんどですが、本人や仕事をサポートする関係者は“芸人売り”をしていません。『水ダウ』ではドッキリ企画が反響を呼びましたが、どの企画もひょうろくさんの反応を楽しむものがほとんどでした。彼は以前まで芸能プロダクションに所属し、コンビを組んで『M-1グランプリ』にエントリーするなどネタで笑いをとることを目指していました。しかし現在はシフトチェンジし、彼の独特なキャラクターを活かした役者などの路線で活躍の幅を広げようとしているそうです」(テレビ誌ライター)
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ひょうろくといえば、スキンヘッドにタイトなファッションがトレードマーク。しかし江戸時代を舞台にした『べらぼう』では、ガラリと雰囲気を変えて出演するようだ。
公開された写真では重厚感のある着物に身を包み、額から頭の中央にかけて髪を剃り上げた月代(さかやき)に髷をのせた丁髷スタイル。ひょうろくは眉間にしわを寄せた険しい表情を浮かべており、インスタグラムの方では次のように人物像が説明されている。
《幼少のころから画を学び、蠣崎波響(かきざき・はきょう)としての画名も持つ。あることがきっかけで、吉原の大文字屋で花魁・誰袖(福原 遥)と出会う。松前藩の繁栄のために尽力するが、自由奔放で非道な兄・道廣とは違い、心根の優しさがあだとなり、のちの松前藩を揺るがしていく…》
ひょうろくも自身のXアカウントで《ちょんまげに綺麗な着物を着させて頂きました》と謙虚に報告していたが、役柄やビジュアルのインパクトは大きかったようで、驚く声が広がっている。
《凄い大出世ですやん》
《めっちゃ似合ってるな》
《ひょうろくさんすげぇ。 中堅のバイプレイヤーみたいな雰囲気出てる》
《ひょうろくさんかっこよすぎます 佇まいが貫禄あります!》
《これひょうろくなのか笑 めちゃくちゃ雰囲気あるベテラン俳優顔やん》
《表情が役者過ぎる》
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1月の放送では覆面で知られるお笑い芸人・鉄拳(52)も“すっぴん”で出演し、話題を呼んだ『べらぼう』。出演者の新たな可能性を、開花させる一助になっているのかもしれない。
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