“プロデューサー巻き”の衣装への戸惑いを明かした松本大輝 (C)ORICON NewS inc. 8人組ダンスボーカルユニット・ICEx(アイス)の志賀李玖と八神遼介、俳優の松本大輝が28日、都内で行われた主演を務めるBS12トゥエルビドラマ『六月のタイムマシン』(5月4日スタート、毎週日曜 後9:30)の放送直前記者会見に出席。松本の役衣装である“プロデューサー巻き”を八神が絶賛した。
【写真】会見でも仲の良さを見せた志賀李玖と八神遼介 松本は「1人がしゃべる量じゃないほどのせりふがあるんです。これをやるのかと思うと、不安もあったのですが、俳優人生においても成長できる作品だと思った」と出演を決めたきっかけを告白。「読み進めたくなる脚本で、面白くて。撮影中も、何回目のタイムリープなのか混乱するときもあったのですが、監督が優しく教えてくれて、無事最後まで取り終えることが出ました」と充実感をにじませた。
そんな松本が演じる役柄は、“プロデューサー巻き”がトレードマークのようになっている。松本は「衣装合わせの時に『これでいくんだ』と思いました。最初は恥ずかしかったです」と本音を吐露。「衣装合わせのままポスタービジュアル撮影もあったので、心の準備ができていない状況で撮っています」としつつ、「撮影中は、違う衣装だと居心地が悪いぐらいでした。“プロデューサー巻き”に依存しちゃいました」と変化を明かした。
『nicola』メンズモデルを務める八神は「プロデューサー巻きって大輝くんじゃないと成立しない」と絶賛。「大輝くん、あれすらかっこよく見えていました」と憧れのまなざしを向けると、松本は「似合っていたそうです」と笑顔に。松本の「昔はめっちゃいたらしいよ」という言葉に、スタッフ陣が一斉にうなずくと、志賀は「見てみたい!」となぜか興味深々に応え、笑いを誘った。
原作は、推理型体験ゲーム「マーダーミステリー」の人気作『八月のタイムマシン』(秋口ぎぐる・森川秀樹/グループSNE)。マーダーミステリーとは、参加者が登場人物となり話し合いながら、事件の解決を目指す「人狼」と「即興劇」が融合したような多人数参加型の推理ゲーム。「リアル脱出ゲーム」「人狼ゲーム」に続く、国民的ゲームとして注目を集めている。今作ではスマッシュヒットした原作ゲーム『八月のタイムマシン』から設定やキャラクターを大胆に変更。プレイ経験があってもなくても楽しめる新たな謎解きドラマ『六月のタイムマシン』として生まれ変わった。
物語の舞台は90年代の田舎町。主人公・柏木蒼(志賀)のもとに兄・琉青(松本)から「今夜、直墨が殺される」という衝撃の電話がかかってくる。待ち合わせ場所の喫茶店には、琉青から呼び出された、蒼の同級生で、生徒会長を務める秀才・富永一茶(八神)を含む4人の幼なじみも顔をそろえていた。琉青がタイムマシンを起動したことにより、直墨殺害事件が起きる当日の朝に6人はタイムリープした。1日を繰り返し、仲間である直墨の死を回避し、事件の真相を解明しようと奔走する。しかし、タイムリープを重ねるうちにさらなる謎が渦を巻いていく。仲間を信じるべきか、6人の中に犯人がいるのか。事件は、予想外の展開を迎える。