プレミア優勝に導いたスロット監督[写真]=Getty Images
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督は、プレミアリーグ優勝後に、来シーズン以降もタイトルを目指す決意を語った。地元メディア『リヴァプール・エコー』が同指揮官のコメントを伝えている。
プレミアリーグ第34節が27日に行われ、リヴァプールはトッテナムと対戦した。ドミニク・ソランケに先制点を奪われたものの、前半のうちに逆転すると、後半にさらに2点を追加。5−1で勝利を収めた。この結果、首位リヴァプールは勝ち点を「82」に伸ばし、プレミアリーグ優勝を果たした。2019−20シーズン以来、通算20回目のリーグ制覇となり、マンチェスター・ユナイテッドに並ぶ最多記録となった。
ユルゲン・クロップ前監督から引き継ぎ、今シーズンから指揮官に就任したアルネ・スロット監督は、プレミアリーグ挑戦1年目にしてリーグ王者に輝くことに。スロット監督は試合後、「とてもうれしい。この瞬間を味わうために一生懸命努力してきたが、現実離れした気分で、実感するには少し時間がかかる」とコメント。「でも、ファンのみんなが喜んでくれたので、我々が成し遂げたことを理解することができたよ」と続け、本拠地“アンフィールド”で優勝を決められたことに喜びを噛みしめている。
加えてスロット監督は、「このクラブは常に期待されている。我々はすべてのトロフィーを目指して戦わなければならない」と強調。今シーズン逃したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、FAカップ、カラバオカップのタイトルを来シーズンに勝ち取ることを誓い、以下のように続けた。
「私が就任した時も、来シーズンも目標は変わらない。リヴァプールには勝利を掴める選手たちがいる。しかし、期待値を下げようとしているわけではないが、プレミアリーグにもCLにも素晴らしいチームがたくさんあるので、決して楽な道ではない。来シーズンもすべてのトロフィーを懸けて戦いたいと思う」
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