
【動画】「きっと、この場所から、やりなおせる」 『オオムタアツシの青春』特報
本作は、昭和の風情が残る炭鉱町を舞台に、人生につまずいた大人たちと、病気を抱えながらも前向きに生きる少女の偶然の出会いから生まれる、かけがえのない絆の物語。
舞台となるのは、炭坑節で知られる福岡県大牟田市。昭和の風情と炭鉱労働者が愛した庶民的なグルメの宝庫であり、リノベーションによるまちづくりで注目を集めている、かつてにぎわった炭鉱町だ。
主演の筧美和子は、一度は洋菓子店の開店をあきらめるも、夢に向け、再び菓子作りに奮闘するパティシエの五十嵐亜美役に挑む。
その他、過去を隠して見知らぬ土地に来た青年・高杉司役に福山翔大、糖尿病を患う娘の母親・古賀沙緒里役に林田麻里、人知れず車上生活を送る男性・樋渡静男役に陣内孝則など、実力派俳優が脇を固める。
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ティザービジュアルは、夕日が差し込む大牟田市の海岸沿いに、メインキャラクターである5人が、こちらにほほ笑みながら肩を並べる姿を写したもの。彼らが織り成すかけがえのない「絆の物語」は、人生につまずいた経験がある人なら誰しも心に響くはず…そんなビジュアルに仕上がっている。
特報は、パティシエ・五十嵐亜美(筧)が、夢見た洋菓子店の物件を大牟田市で見つけたところから始まる。
亜美は、偶然出会った車上生活を送る男性・樋渡静男(陣内)と、隠したい過去を持つ青年・高杉司(福山)に、洋菓子店の内装の手伝いを依頼。さらに、糖尿病を患いながらも前向きに生きる少女との出会いを経て、人生の岐路に立った彼らの人生が、少しずつ動き出す。「じいちゃん、ばあちゃん、良い感じや!」と、おもわず笑みがこぼれる亜美。それぞれの事情を抱えた他人同士の彼らが、この洋菓子店をきっかけに“自分の居場所”を見つけた様子が映し出される。「きっと、この場所から、やりなおせる」というメッセージと共に、ラスト、「商売繁盛―!」という亜美の力強い声が、夕日が差し込む海へと響き渡る。
映画『オオムタアツシの青春』は、9月全国公開。
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