キンプリ高橋海人＆中村倫也がバディに、７月期TBSドラマ「DOPE」で麻取役

King＆Prince高橋海人（26）と中村倫也（38）が、7月期のTBS系連続ドラマ「DOPE　麻薬取締部特捜課」（ドープ　マヤクトリシマリブトクソウカ、金曜午後10時）でダブル主演を務めることが28日、分かった。

木崎ちあき氏の同名小説が原作。謎に包まれた新型ドラッグ「DOPE」がまん延する近未来の日本を舞台に、麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」でバディを組んだ2人が不可解な事件の解決に挑んでいく。

TBSドラマ初主演の高橋は、特捜課に異動することになった新人の麻薬取締官・才木優人を演じる。正義感にあふれ、何事にも真摯（しんし）に向き合う役柄で「人間臭さや弱いところ、ダサいところもあって…。でも何かそういうところがかっこいいなと思える人間です」。中村とは初共演になる。「倫也さんからは撮影現場でも毎日何らかの養分を摂取させていただいていて…本当に、高橋の教育係的な存在です」と笑った。

中村が演じるのは、常識外れで型破りな言動が目立つ才木の教育係・陣内鉄平。TBSドラマ主演は「石子と羽男−そんなコトで訴えます？−」以来、3年ぶりとなる。「この作品はアクションシーンとCGの要素があるんですけど、それがいかに目が離せないものになるかがこの作品の肝となる部分かなと思っています」とアピール。「陣内は最初は割と才木を雑に扱うんですけど、裏で僕は海人を手ごねハンバーグのように丁寧に育てています」と、高橋がかわいくて仕方がないようだ。

麻薬取締官の正反対バディが挑む、アクション・エンターテインメント。長谷川晴彦プロデューサーは「陣内がキャスティングの軸となると思い、イメージに限りなく近いのと、役を想像以上に膨らませることができる中村倫也さんにオファーしました。重要視したのは既視感のないバディです。そこで、陣内に反発しつつも成長するピュアな才木役には、自然体が美しく、同世代でも抜群の演技力を持つ高橋海人さんに必然としてオファーしました」と起用理由を説明。「撮影1月で既に、おふたりのお芝居で数回泣いています」と話し、人間ドラマにも注目だとした。