
【写真】『あなたを奪ったその日から』第2話を写真で振り返り!
自分の犯した罪に苦しみ、葛藤し、周囲を巻き込みながらも強く生きていく主人公を描く本作。相手への憎しみから始まったはずの復讐(ふくしゅう)だが、その中では図らずも新しい形の愛情が芽生え、物語は予期せぬ方へと流れていく。
紘海は自分のことを自分の母親だと勘違いしている萌子(倉田瑛茉)の気持ちを利用し、「お母さん」と呼ばせることにする。紘海が萌子の好物を作ると、萌子は「おいしい。こんなの初めて」「幸せ」と言ってもりもり食べる。その中で萌子は「いい子にしてたらパパも会いに来る?」と笑顔で紘海に語りかけた。
紘海は、萌子を利用して復讐をするなんて間違いだと気づいており、萌子を交番の近くまで連れて行く。紘海は萌子に、警官に名前を伝えるように言い「行きなさい」と萌子に伝えた。萌子は一人で歩き出すが、途中で紘海の方を振り返り「お母さんは?」と質問。紘海が「お母さんは行きません」と答えると、萌子は「どうして? 萌が悪い子だから? お姉ちゃん言ってた。萌が悪い子だからって。悪い子だから、萌はママに捨てられたって。悪い子だから捨てるの?」と尋ねた。
紘海は、今この手を伸ばしたら二度と引き返せないと思いつつも、萌子に駆け寄り萌子を抱きしめた。そして「萌ちゃん。お母さん、もう二度と離さない」と約束する。その後、紘海は萌子のことがニュースになっているのを知り、萌子に「美海ってどう?」「中越美海。あなたのお名前。私はね、中越紘海。あなたのお母さん」と伝えるのだった。
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