1回戦で福永夏生(右)に優勢勝ちした橋本壮市(撮影・野上伸悟)<柔道:全日本選手権>◇29日◇東京・日本武道館◇体重無差別
男子73キロ級でパリ五輪(オリンピック)銅メダルの橋本壮市(33=パーク24)が1回戦を突破した。
日本一を決める体重無差別の大会で、登録体重105キロの福永夏生(23=山口県警)と対戦。32キロ重い相手に、袖釣り込み腰など積極的に技を仕掛け、旗判定で3−0の勝利を収めた。
前回の18年大会は、初戦で100キロ級の垣田恭兵と対戦し、反則負けを喫していた。2度目の挑戦で念願の初勝利を果たした。【飯岡大暉】