無所属ポグバ、DCユナイテッドと「数カ月にわたって交渉」か…今後数週間で移籍先を決断?

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2025年04月29日 12:06  サッカーキング

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ユーヴェ退団後無所属のポグバ [写真]=Getty Images
 MLS(メジャーリーグ・サッカー)のDCユナイテッドが、無所属の元フランス代表MFポール・ポグバと長期間にわたり交渉を行なっているようだ。28日、アメリカ紙『ワシントン・ポスト』が報じた。

 現在32歳のポグバは、フランスのFIFAワールドカップロシア2018優勝に大きく貢献。ユヴェントスやマンチェスター・ユナイテッドでも数々のトロフィーを掲げた。しかし、2023年8月のドーピング検査で陽性反応を示し、最終的に18カ月の出場停止処分を科された。

 同選手は、他クラブでのリスタートが最善であると考え、2024年11月にユヴェントスとの契約を解除。今年3月11日に処分の期間が終了したものの、いまだにフリートランスファーが続いている。

 そんななか、DCユナイテッドがポグバに関する“ディスカバリー権”を保有していることが明らかとなった。MF木島萌生や元ベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケらを擁する同クラブは、クラブ活性化の話題作りとして、世界的スターと数カ月にわたって契約交渉を行っているようだ。

 MLSのディスカバリー権とは、クラブが最大5人の選手をリストアップし、その選手と契約するためのリーグで最初の交渉権を与えられるという仕組みだ。MLSのクラブが互いに競り合い、契約候補の価格をつり上げるのを防ぐために創設された。

 ポグバはマイアミに不動産を所有していることから、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらが所属するインテル・マイアミへの加入がしきりに噂されていた。しかし、MLSのルールでは「クラブはリーグ内で選手のディスカバリー権をトレードすることはできるが、他のクラブのリストにある選手と交渉することはできない」と定義されており、現在ボールはワシントンDCの手中にある。

『ワシントン・ポスト』紙は“交渉に詳しい3人の関係者”からの情報として、DCユナイテッドのチーフ・エグゼクティブであるジェイソン・レビアン氏がポグバの代理人と何度か話をし、ポグバ本人とも1回以上は会ったと伝えている。匿名希望の関係者はレビアン氏がポグバとの契約締結に尽力しているとも明かしているが、当のレビアン氏とDCユナイテッドの広報担当者はコメントを避けている。

 ポグバはヨーロッパやサウジアラビアのクラブと契約を結ぶチャンスも探っているという。今後数週間以内に行き先を決めることが予想されている。

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