甘党男子が結成８周年ライブで新曲「ショートケーキ」全国の子ども食堂にお菓子配る活動開始発表

スイーツがコンセプトの6人組アイドルユニット「甘党男子」が29日、ヒューリックホール東京で結成8周年記念フリーライブ「あつまれ　あまとうの盛」を開催した。檀上で、ニューシングル「ショートケーキ」を6月25日にリリースすると発表し、初披露した。「ショートケーキ」は、24年11月6日リリースのファーストミニアルバム「あまだんスイーツボックス」以来のCDのリリースとなる。

この日は、2月14日に椎間板ヘルニアの治療に専念するためライブ出演を一部、制限すると発表していた、石塚利彦（シュークリーム＝41）も出演。「8周年記念なので、ここに出るのは決めて、照準は合わせていた」と笑みを浮かべた。三上義貴（アイス＝34）から「石■（■は塚のノ二本に「、」を重ねる）はアイドル、芸人、ヘルニアの3足のわらじを履いている」とツッコまれると「5月17日に手術するんですよ。2カ月くらい、休むかも知れないけれど、乞うご期待」と、手術を受けると明かした。

また「日本全国民1億2千万人にお菓子を配る活動」の一環として、全国の子ども食堂にお菓子を届ける活動を夏休みが始まる7月から始めることも併せて発表した。既に3月に山林火災に見舞われた岩手県大船渡市にもお菓子を送っており、前日28日段階で17万2681個を配布。この日、880席が用意されたライブ会場でも配った。子ども食堂では15万個のお菓子を配るつもりだという。神久保翔也（たい焼き＝33）は「僕達は元々、お菓子が好きで、お菓子の歌を歌ったり配ってきた。お菓子を配っていると、大きな企業さんからフードロスの観点での相談もある。お菓子を求める方と提供したい方の架け橋になる。子供には、より喜んでもらえると思う」と活動の意図を語った。

グループの今後について、三上は「長年、この6人で続けてきて、意外に年を食っても辞める気配はない。将来的にザ・ドリフターズさんみたいな、人に愛されるようなグループかつどうをしたい」と夢を語った。リーダーの二ノ宮一馬（キャンディー＝36）は「今の内輪の会話は健康、体に良いこととか…20代と変わってきた。それでも、いつまでもバカで、楽しいものを追い求めるグループで頑張りたい」と意気込んだ。

この日は「ショートケーキ」のカップリングの「たいやき」「マシマロ」など、アンコールを含め全15曲を熱唱した。