
【写真】『人事の人見』第4話 人見(松田元太)が第一営業部に
『日の出鉛筆』人事部は、第一営業部の中途採用として今月中に5名を必ず採用するよう命じられる。第一営業部の採用条件は黒髪短髪の体育会出身者・肥満NGなど、表には出せない厳しい内容だった。人見は、「働いてみたい」と志願し、第一営業部に研修に行くことに。
ある日、取引先から第一営業部に送られてきたとある動画に部署内は騒然。それは清川雅人(ドリアン・ロロブリジーダ)がドラァグクイーン姿でパフォーマンスしている映像だった。第一営業部は大騒ぎになり、保守的な岩谷(中野剛)部長は、清川の本当の姿を認めようとしない。堀は、かつて同期の女性が第一営業部に配属されたが女性というだけで雑用ばかり任せられ、会社を辞めてしまったという経験があった。堀は、多様性を尊重してもらえるようにさまざまなアプローチをするが、効果がない。第一営業部は清川派と岩谷派に分かれてしまう。
そんな中、労務にも多様性に関するクレームが届き始め、あちこちの部署でトラブルが起こる。真野(前田敦子)は、堀に「多様性を尊重することは大事だと思います。でも、やっぱりちゃんと話し合って慎重に進めるべきだったんじゃないでしょうか? そうしなかったのは個人的な感情があるからですよね? 会社という組織で働く以上、やっていいことと悪いことがあると思います」とキッパリ伝えた。
人見は堀に「元気なくないっすか? どうしたんすか?」と話しかける。堀はなかなかうまくいかないことを打ち明け「真野ちゃんにさ、言われちゃった。そう思われても仕方ないか。私なりに会社を良くしたかったからなんだけどね。やっぱりあるから。正攻法じゃどうにもならないときが」「多様性を尊重しろなんて偉そうなこと言ってみんなを巻き込んで、正義のヒーローにでもなったつもりかよって感じだよね」と吐露。人見が「行動起こさなきゃなんも変わんないっすよ。俺、堀さんのことかっこいいと思ってるっすよ。こっからっすよ」と伝えると、堀は目に涙を浮かべるのだった。
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