武田鉄矢 (C)ORICON NewS inc. 歌手で俳優の武田鉄矢が、4月30日放送のフジテレビ系情報番組『サン!シャイン(読み:サンシャイン)』(月〜金 前8:14〜9:50)に出演。TBS系『3年B組金八先生』内で発していた“名フレーズ”について、まさかの訂正を行った。
【写真】人という字の「本当の成り立ち」を説明した武田鉄矢
武田が、現代に思うことをカンペでプレゼンするコーナー企画「教えてサン八!先生」で、この日は「漢字」がテーマ。「昔、こんな番組をやっていましたね。『人という字は、人と人とが支え合って立っています』と、遠い昔、テレビの中学校の先生が、そんなアドリブを言いまして、これがウケたもんでありますから」と、かつての自身の発言を振り返った。
そして「1冊の本にめぐりあいまして、こんなことを書いていました」と切り出すと、漢文学者・白川静が「人という字は支え合っておりません」と指摘していたことを紹介。「『えっ!』とショックを受けて、その方の本を一生懸命読んだんですが」としながら、白川が「従来の漢字解釈を覆して、中国の古代人の生活と意識にまで踏み込んでいた」ことを解説していった。
その上で、最後に「人という字は支え合っておりませんでした」と頭を下げながら締めくくった。