
東海地方は、ゴールデンウィーク後半にかけて、天気は短い周期で変わる見込みです。目先、2日(金)は広く雨で、雨脚が強まる時間がありそうです。落雷や突風、急な強い雨に十分な注意が必要です。4日(日)や6日(火)も、一時的に雨の降る可能性があります。最新の天気と気温をこまめに確認するようにしましょう。
今日30日は安定して晴れる 昼間は汗ばむ陽気
今日30日の東海地方は、強い風も収まり、朝から穏やかに晴れています。本州付近は、緩やかに高気圧に覆われているため、今夜にかけて安定して晴れるでしょう。
冷たい空気が徐々に抜けて暖かな空気が入る所に、日差しも加わって、昨日29日より気温が上がる見込みです。夏日(最高気温25℃以上)の所が多く、昼間は汗ばむ陽気となるでしょう。一日の中での寒暖差、日ごとの寒暖差が大きい時期です。体調管理に気をつけましょう。
5月のスタートは天気ゆっくり下り坂 2日(金)は広く雨
明日5月1日は、天気は下り坂です。前線や低気圧に伴う雨雲が、夕方以降、西日本にかかる見込みです。東海地方は、午前中は高気圧圏内で、よく晴れるでしょう。午後も、晴れ間がありますが、雲が段々と多くなりそうです。夜には、曇り空に変わり、早い所では雨の降りだす所がある見込みです。
2日(金)は、中国大陸を進む低気圧から延びる気圧の谷や、本州の南を進む前線や低気圧の影響を受けるでしょう。昼過ぎにかけて広く雨が降る見込みです。大気の状態が不安定となるため、雷を伴って降り方が強まることがあるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要です。屋外での活動を予定されている方は、予定の変更を検討してみるのもよいかもしれません。
夕方には雨の止む所が多いでしょう。静岡県では、夜のはじめ頃まで雨が残る所がありますが、次第に止む見込みです。
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今年は雷が多い!?
雷は例年、春頃から段々と増えて、8月が最も多くなります。今年の名古屋の雷日数は、3月は2回、4月は4回観測しました。月に4回の観測は、平年の7月頃と同じです。例年ですと、まだ雷が少ない時期ですが、今年は春から多くなっています。
ゴールデンウィーク期間中は、お出掛けの機会が多くなります。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。最新の気象情報や注意報を気にかけて行動しましょう。
雷の危険から避難するときは
雷で身の危険を感じた場合は、安全な場所に避難するようにしてください。鉄筋コンクリートの建物の中、自動車内、避雷小屋などに避難しましょう。窓から離れた建物の中央付近に避難してください。雷が鳴っているときは、突風が吹くこともあり、窓ガラスが割れる恐れがあります。
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