BMW、5シリーズにロングホイールベース版を導入。“エクスクルーシブMスポーツ”の名称を採用

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2025年04月30日 12:20  AUTOSPORT web

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現行で8代目を数えるBMWの主軸サルーン『5シリーズ』に、上級モデルの『7シリーズ』に匹敵する後席居住性を実現したロングホイールベース版が登場
 堂々たる体躯に進化を遂げ、現行で8代目を数えるBMWの主軸サルーン『5シリーズ』に、上級モデルの『7シリーズ』に匹敵する後席居住性を実現したロングホイールベース版が登場。スポーティかつエレガントなスタイルと充実装備の専用モデルとして“Exclusive M Sport(エクスクルーシブMスポーツ”の名称が採用され、4月24日より販売が開始されている。

 約半世紀の歴史のなかで初めて、電気自動車『BMW i5』と、Mパフォーマンス・モデルの2モデルを同時にラインアップし、さらに同車において初となる48Vマイルドハイブリッド・システムを内燃機関のガソリン、ディーゼル双方に組み合わせるなど、同じボディシェルとシャシーを用いながらパワートレインを充実させている現行『5シリーズ』だが、そのラインアップに通常モデルと比べ全長が115mm延び5175mmに、ホイールベースを110mm延伸して3105mmとされたストレッチ版が導入された。

 高効率ガソリンエンジンの48Vマイルドハイブリッド・システム搭載車となる“525Li”と、EV版の“i5 eDrive35L”として設定されたこのモデルは、主に後席の居住性が通常モデルに比べ向上しており、より柔らかで深みのある座面構造により快適で包まれ感のあるリラックスした乗り心地を実現。ヘッドレスト・クッションの装備や小物入れおよびワイヤレスチヤージを装備したセンターアームレスト、Bピラーにもエアダクトを設けるなど、後席乗員へ快適な空調を届ける。

 機能面でも、花粉やバクテリア等の外気中に漂う細かな微粒子をナノレベルで除去するナノ・ファイバーフィルター付き4ゾーン・オートマチック・エアコンディショナーを標準装備とし、前述のとおり上級モデルとなる『7シリーズ』に匹敵する後席での居住性を実現している。

 エクステリアでは、人気のMスポーツバンパーや20インチのアルミホイールを装着しながらも、ウインドウ・モールディングに敢えてサテン・アルミニウム・ラインを装着することにより、のびやかで美しいスタイリングを強調する。

 一方のインテリアでもBMW Individual(インディヴィジュアル)レザー・メリノ・シートやスカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラスサンルーフ、バウワース&ウィルキンス・サラウンド・サウンドシステムなど、高品質かつ高機能装備を標準装着することで、特別な専用モデルとしてその名称を“エクスクルーシブMスポーツ”としている。

 高速道路上でステアリングから手を放しての走行が可能なハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能の搭載をはじめ、先進のデジタル技術で高い安心、安全、快適な機能も提供され、価格は『BMW 525Li Exclusive M Sport』が948万円、同『BMW i5 eDrive35L Exclusive M Sport』が1048万円(いずれも税込)となっている。

●BMWジャパン公式サイト:http://www.bmw.co.jp

[オートスポーツweb 2025年04月30日]

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