フローレンス・ピュー&セバスチャン・スタンら登壇『サンダーボルツ*』ワールドプレミア

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2025年04月30日 13:01  cinemacafe.net

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『サンダーボルツ*』ワールドプレミアAlex J. Berliner/(C)2025 Getty Images/Getty Images for Disney(C)2025 ABImages
マーベル・スタジオ最新作『サンダーボルツ*』のワールドプレミアが、現地時間4日28日(日本時間4月29)ロサンゼルスにて開催された。

過去に悪事を犯したが、アベンジャーズに代わって世界の危機に立ち向かう新たなチームの活躍を描く本作。新情報が解禁されるたび、大きな話題を集めてきた本作が、いよいよ公開間近となった。

ロサンゼルスで開催されたワールドプレミアには、フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、デヴィッド・ハーバー、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファス、ルイス・プルマンら主要キャスト陣、製作総指揮のケヴィン・ファイギやジェイク・シュライアー監督ら製作陣が集結。

さらにスペシャルゲストとして、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(22)でアメリカ・チャベス役を演じたソーチー・ゴメスや、“2代目ファルコン”として『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(25)に出演したダニー・ラミレスなど豪華顔ぶれも一堂に会した。

会場となったのは、劇中に登場する車両のモデルや着用衣装の展示などで『サンダーボルツ*』一色に装飾されたハリウッドの中心になるドルビー・シアター。

ブラック・ウィドウ/ナターシャの“妹”エレーナを演じたフローレンス・ピューは、華やかなパステルグリーンのドレス姿で登場。「面白いことに、映画を作っているときから“これは特別な作品になる”ってみんなが感じていたんだよね。そして初めて完成版を観たとき、“やっぱり特別なものだ”って確信が持てた」と裏話を明かした。

また早くも絶賛の声が相次いでいることについて、「今ようやくそれが世の中にも伝わって、自然と話題になって、良い反応が生まれているのを聞くと、本当に満たされる気持ちになる。もうすぐみんなが実際にこの映画を観られると思うと、すごく嬉しい」と笑顔を見せた。

本作の見どころについて、フローレンス・ピューは「“完璧なヒーローが完璧なことをする”のではなく、“ヒーローではない無法者たちが、自分の人生で起きている様々なことにダメダメながらも立ち向かっている”ところ」と説明。

「特に最初の45分間、彼らは何をするにも苦戦していて、チームとしても全然まとまってない。でもそこが面白い。(観客たちは〈サンダーボルツ*〉に)自分の姿を重ねて見ることができるかもしれないし、彼らが暗い時期をどう乗り越えるかという部分にも共感してもらえるはず」とも話し、チーム〈サンダーボルツ*〉の魅力をアピールした。

また、悪の組織に洗脳され暗殺者となるも、現在は国会議員で〈サンダーボルツ*〉のまとめ役を務めることとなったウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンは、スタイリッシュなスーツ姿で登場。

セバスチャン・スタンは、大勢のファンたちを前に「ここにいるなんて信じられないよね。でも、本当に楽しい時間を過ごせたし、このグループは信じられないくらい才能があって面白くて……だから、なんていうか、希望を感じてるんだ!」と笑顔。ついに公開となる最新作については「きっと多くの人がこの映画を気に入ってくれるんじゃないかな。ほろ苦くもあり、ワクワクもするような気持ちになる」と期待を語る。

注目ポイントについてはフローレンス・ピューと同様、“共感”をテーマに挙げ、「『サンダーボルツ*』がこれまでと違うのは、キャラクター全員がすごく共感しやすくて、立体的で、感情をむき出しにしているところだと思うんだ。それがこの作品の核心なんじゃないかな」とコメント。感情豊かな〈サンダーボルツ*〉は観客たちにシンパシーを感じさせる存在なのだと熱を込めた。

さらに、〈サンダーボルツ*〉の面々が来年全米公開予定の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』への出演も発表されている。「アベンジャーズ」新章との繋がりに期待するファンたちに対し、セバスチャン・スタンは「彼らの未来がどうなるのか、それはこれからのお楽しみだね!」と〈サンダーボルツ*〉のこれからの活躍を予感させるメッセージを贈った。

『サンダーボルツ*』は5月2日(金)より全国にて公開。





(シネマカフェ編集部)

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