『デスパレートな妻たち ファイナル・シーズン』-(C) 2013 ABC Studios.2004年から2012年まで米ABCで放送されていた人気ドラマ「デスパレートな妻たち」から、スピンオフドラマが誕生するようだ。「Variety」誌などが報じた。
全8シーズン、180話が制作された「デスパレートな妻たち」。人気だけでなく、作品やキャストの演技にも高い評価が集まり、メインキャストテリー・ハッチャーがゴールデングローブ賞主演女優賞、フェリシティ・ハフマンがエミー賞主演女優賞、作品自体もゴールデングローブ賞作品賞などを獲得した。様々な授賞式で約70の賞を受賞したという成績を誇る。アルゼンチン、ブラジル、エクアドルなど複数の国でリメイクされた。
今回のドラマは、ディズニー傘下のOnyx Collectiveと20世紀スタジオで企画開発中であり、タイトルはいまのところ「デスパレートな妻たち」の舞台であった「ウィステリア通り」を指す「Wisteria Lane」が使用されているという。
「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」や「HEROES」の制作に携わったナタリー・チャイデスが脚本、製作総指揮を務める。また、俳優でプロデューサーの顔も持つケリー・ワシントンも製作総指揮として参加する。
今作は「ウィステリア通りに住む、まったくタイプの異なる5人の友人(時にはフレネミー)たち」を中心に物語が進んでいく。「ウィステリア通りの住民たちは、美しい家、素敵な家族、車道にはピカピカに輝くSUVを持ち、表向きには夢のような生活を送っているように見えます。ところが、完璧に見えるその生活や、インスタ画像の笑顔の裏には秘密があるのです」とのこと。オリジナル版のファンが喜ぶ展開に期待が持てそうだ。
(賀来比呂美)