八木栞「つばきファクトリー愛してる！」笑顔でグループ卒業、今後はミュージカル女優目指す

11人組アイドルグループ、つばきファクトリーの10周年記念公演が30日、東京・日本武道館で行われ、メンバー八木栞（21）が卒業した。

7500人の「“ヤギシオリ”コール」に迎えられ、卒業セレモニーのステージに立った八木は、「何色でも染まれる私に戻る」という思いを込めた白のロングドレスに、メンバーカラーのオレンジをあしらった衣装で登場した。

卒業曲は、ポップなラブソング「My Darling〜Do you love me？〜」をセレクト。グループへの愛を伝えられる曲であり、ファンにも人気が高い曲として選んだという。オレンジのサイリウムで染まった会場に手を振りながらキュートに歌い上げ、大きな声援が送られた。

最後はファンに向けた感謝の手紙。「4年前、何者でもなかった私は、皆さんと一緒に自分というものを確立していったように思います」と活動を振り返り、「私のアイドル像を作り上げてくださったのは、皆さんの力がとても大きかったです！」。グループで過ごした日々を「宝物であり、誇り」とし、「いつも私に頑張る力をくださり、ありがとうございました！」とさわやかな笑顔でメッセージした。

ステージに集合したメンバーひとりひとりへの感謝も述べ、最後は会場全体に力いっぱい「つばきファクトリー、愛してる！！」。頭の上で大きなハートマークを作り、笑顔でアイドル活動を締めくくった。

卒業後は、当初から目標としていたミュージカル女優を目指して活動を続ける意向。

この日は、メドレーを含む全44曲を披露。6月4日発売のニューシングル「My Days for You」も初披露された。