ジュリア・ロングボトム駐日英国大使へ表敬訪問を行ったザック・オサリバン(KONDO RACING) 4月30日、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しているザック・オサリバン(KONDO RACING)は、東京都・千代田区の駐日英国大使公邸を訪れ、ジュリア・ロングボトム大使に表敬訪問を行った。
イギリス人ドライバーのオサリバンは、2024年までFIA F2に参戦して2勝を記録。2025年シーズンからは日本に舞台を移し、スーパーフォーミュラとスーパーGT GT300クラスに参戦している。鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラ開幕戦で8位入賞を果たし、第4戦終了時点でランキング17位に位置している。
レーシングスーツ姿でロングボトム大使に表敬訪問したオサリバンは懇談にて自身の日本でのレース体験を報告。モータースポーツにおけるヨーロッパとの違いや、日本でのレース活動を楽しさ、そしてヨーロッパでは得られない学びの機会について大使に説明した。
日本での経験が豊富なロングボトム大使からは、日本という異文化の中で上手く馴染んでいくには、日本語のフレーズを学び、日本での人間関係における年齢や経験の重要性を理解することが大切であるといった、海外で仕事をする一般社会人にも通じるような金言もあった。
懇談の中でオサリバンから自身への後援や実際にレースをご視察いただきたいといった申し出がなされ、ロングボトム大使は前向きに進めていくと返答。実際に巨大なご招待ボード(7月18〜20日の第6戦、第7戦富士スピードウェイ)が提示され、さらにオサリバンから自身の似顔絵が入った応援タオルが贈呈されると、ロングボトム大使はタオルを広げて笑顔を見せる場面も見られた。
その後、暖かな日差しの中、英国式庭園でフォトセッションが行われた。異国の地で活躍するイギリス人同士ということもあってか終始和やかな雰囲気のまま表敬訪問は終了となった。前回のサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)のアルゼンチン大使館訪問に続いての、スーパーフォーミュラドライバーの大使館訪問、次回はどのドライバー、どの国になるのだろうか。
[オートスポーツweb 2025年05月01日]