7人組男性グループが1日、愛知・御園座で、初主演となる舞台「IMPACT」公開舞台稽古を行った。同作の構成・演出は所属事務所TOBEの滝沢秀明代表取締役(43)が担当する。
2部構成で一幕はショー、二幕が芝居。ショーには7月デビューも発表されている「CLASS SEVEN」も出演し、この舞台のために用意した楽曲などを披露。新体操やバレエとコラボした演出に加え、滝沢イズムの代名詞「腹筋太鼓」も見せた。登場時には大量の赤い花吹雪が舞った。その数なんと70万枚。
また、佐藤新(24)影山拓也(27)のデュエットでは影絵の演出。砂がステージ上空から落ち、それを佐藤が受け止めるが、100キロの砂が使われた。
芝居では「−MASAKADOの乱−<千年先の夢>」を披露。滝沢氏が演じた平将門を佐藤が担当。滝沢氏からは「歩き方や所作など、何から何までビシバシ、ビシバシ指導していただき、その思いが伝わった」。また、「殺陣の癖を分析してくれた」とし、具体的に聞かれるとしばしの沈黙。横原悠毅(28)から「さては残ってないな〜」とつっこまれた。それでも考えたあと「周りが動き続けていても、自分の空気感を大切にです」と答えた。普段の声色はやや高めだが、「威厳がある感じ」を意識し、低い声で演じている。 二幕後半は雨を演出するために10トンの水が用意された。約30分間続く見せ場は圧巻だ。
影山、基俊介(28)椿泰我(27)は18年の「滝沢歌舞伎」で御園座に立っている。影山は「この場で座長公演をやらせてもらうの感激」とし、「僕たちも偉大な先輩たちの背中を見てきたので、今度は後輩に背中を見せるつもりです」と意気込んだ。
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同公演のエンディングは北山宏光(39)が作詞を手がけた「結−Yui−」を出演者全員で歌唱。影山は「メンバーそれぞれにはまっている歌詞」とし、「忙しい中にありがたいです」と感激した。松井は「来てくれますよね」と連絡すると「遠いわ!」と断れたことを明かした。それでもメンバーは「そういいながらね!」と北山の来場を期待した。
TOBE全体で作り上げる舞台「IMPACT」。佐藤は「会社全体で1つのものをつくるのはありがたいです」とし、横原は「TOBEってあったかい!」と語った。
最後に佐藤は「命を燃やして、魂を燃やして最高のエンターテインメントを届けていきます」と熱くアピールした。
同公演はこの日、初日開幕、25日まで上演される。なお、24、25日の公演は映画館でのライブビューイングも行う。5月30日〜6月1日は金沢・本多の森北電ホール、6月6〜8日は広島・広島文化学園HBGホールで上演する。
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