日本映画大学の学生による第10回学生企画上映会　「宙ぶらりん映画祭」川崎市アートセンターで開催

　日本映画大学(神奈川県川崎市)は5月9日(金)〜11日(日)の3日間、第10回学生企画上映会「宙ぶらりん映画祭」を川崎市アートセンター (川崎市)で開催する。

　同大3〜4年生が受講する授業「上映企画ワークショップI・II」の集大成として、学生が中心となってテーマを決めて上映会の企画を練り、作品選定、ゲスト交渉、広報宣伝を手がけている。今回は、「宙ぶらりん」がテーマ。一見「曖昧」「よく分からない」といった言葉で片付けられてしまいがちな物語の世界にこそ、善悪や常識では測れない奥深い魅力が隠れている――。そんな映画の持つ不思議な力を、来場者に体験してもらいたいという思いを込め、明確な答えが出ないまま、曖昧な状態に置かれた登場人物や関係性を描いた9本の作品をセレクトし、上映する。

　9日(金)の『普通は走り出す』上映後に渡辺紘文監督、10日(土)『こちらあみ子』上映後は森井勇佑監督、11日(日)の『ドコニモイケナイ』上映後には島田隆一監督によるトークショーを予定している。入場料は一般1300円、学生500円。チケットは鑑賞の3日前から購入できる(窓口購入は9時から。オンライン購入は10時30分から）。

　上映スケジュール等詳細は、宙ぶらりん映画祭ホームページに掲載している。上映会に関する問い合わせは、川崎市アートセンター、電話044-955-0107(月曜休館)まで。

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