『ガンニバル2』苦労の撮影裏が一挙公開! ゴージャスな映像を生んだ撮影技法も明らかに

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2025年05月02日 15:10  クランクイン!

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ドラマシリーズ『ガンニバル』シーズン2メイキングカット  (C)2025 Disney
 3月19日からディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」で配信開始し、週を追う毎に大きな話題をさらってきた『ガンニバル』シーズン2が4月23日についに完結を迎えた。「ディズニープラス」で世界中で最も視聴された日本発の実写作品(配信開始から4週間の視聴数に基づく)となり、日本の「ディズニープラス」では配信開始から100万時間視聴を過去最速となる9日間で達成するほど大ヒットとなった本作だが、最高スケールの撮影の裏側は一体どうなっているのか? 今回メイキングカットとメイキングムービー<撮影編>が公開され、その様子が明らかになった。

【写真】緊張感ある本編とのギャップがいい 『ガンニバル』シーズン2撮影の裏側

 映像では、主演の柳楽優弥が「片山(慎三)監督はみんなから愛されている方で、その片山監督が俳優部もしっかり愛している」「物語は喧嘩が多いのですが、(全員と)コアがちゃんと繋がっているのを感じます」と、作品を作り上げるチーム全体が深い信頼関係で結ばれていたことを明かしており、大悟を演じた柳楽はもちろん、大悟の妻・有希を演じた吉岡里帆、そして娘のましろを演じた志水心音らが真剣な様子で撮影に挑む様子が映し出されていく。

 後藤家と警察との激しい抗争シーンの緊迫の裏側が映し出されると、当主の恵介を演じた笠松将も「火をつけたのは片山監督ですよね」と片山監督だからこそ生み出せた現場の圧倒的な熱量を振り返る。そんな笠松は本作で、自身の体にカメラを着け、躍動感あふれる映像を押さえるボディーマウントという手法での撮影に挑んでおり、映像でも、カメラを装着したままアクションをこなす貴重な姿が映し出された。

 片山監督は「前回なかった、恵介にカメラをつけて一緒に動いたりとか“あの人”の目線でヘルメットにカメラをつけて動いたりとか、誰かの目線でカメラみたいなアングルがシーズン1より多かったですね」と撮影の裏側について語り、シーズン2でスケールアップした迫力の映像を生み出した撮影手法を告白。

 さらに片山監督は、本作のシーズン1から使用され、大活躍をしてきた通称“ロングジブ”と呼んでいる5mのクレーンカメラも多用するなど、ゴージャスな映像を作り上げた驚きの撮影技法まで明かした。

 さらに、後藤家と供花村に根付く呪いについて明かされる過去編にてシーズン2から新たに加わった恒松祐里、倉悠貴も映し出される。70年前以上前の村を再現するため広大な屋敷での撮影や雪山での撮影を映し出され、恒松は「片山さんをはじめとした監督たちのヴィジョンが広がっている」と片山、佐野隆英、大庭功睦の監督の作り出した世界を絶賛。また、倉は「精密な美術の中で、何が出来るか常に考えながらやっていた」と、壮大なスケールの中でベストを尽くすべく模索していたと撮影を振り返った。

 本作撮影時は冬の寒い時期に行われており、夏の設定で展開する物語において、役者陣は苦労を強いられたそう。それでもなお、「『ガンニバル』を世界の人に届けたいという思いが一致団結していて、すごくかっこいいチームだった」という作品への強い思いを明かす吉岡や「出来上がったものを観てとにかく面白かった。2回観ましたから」と自信を語る笠松らの言葉に続き、「アクションだけでなく、時代が反映されているような作品」と明かす柳楽の表情からはどこか清々しさすら感じられる。

 映像の後半には、これまで見ることのなかった現場の和気あいあいとしたオフショット、そして俳優たちの確かな手応えを感じさせる裏側がたっぷり映し出されており、物語完結を迎えた今だからこそ、堪能できるメイキング映像に仕上がっている。

 ドラマシリーズ『ガンニバル』シーズン2は、ディズニープラス スターで独占配信中。

このニュースに関するつぶやき

  • 一応漫画読んだけど、めちゃくちゃエロい。エロいシーンをカットしたら、この物語の泥臭い良い部分が無くなると思うけど…令和の時代大丈夫なのかな…
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